思ったことを箇条書きでダラダラと書いてみる。
奈良で小学一年生を誘拐し殺害した被告人の小林薫の死刑が確定した。
この事件を知ったのは、「娘はもらった」とのメールを被害者の母親に送りつけた、という報道だった。
この報道を見たとき、宮崎勤が被害者の骨を送ったことがあったな、と思い出し、嫌な共通点だなと思った。
どのような共通点かというと、どういった形にしろ自分の犯罪を公にする人間がまた出てきたのだな、という点である。
もう一点、宅間守との共通点は、自ら死刑を望んでいる(と発言している)こと。人間の心理状態なんて、外部からは分からないから、これが真意かどうかは分からない。
ただ仮に真意であるとすると、一般に人間は死を恐れるからこそ死刑という刑罰が有用なのであって、死刑を望んでいる人に死刑を処すのは、その人にとって罰ではないことになってしまう。
死刑制度については様々な議論があろうとは思うけど、個人的には抑止力として一応は必要だと思う。
ただ、本当は刑罰の「重さ」よりも、「確実さ」のほうがよっぽど抑止力としては効果的だと思うのだが(と十八世紀のイタリア人もそう言っている)。
参考
付属池田小学校の事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%AE%BA%E5%82%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6
東京・埼玉の連続幼女誘拐の事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%BB%E5%9F%BC%E7%8E%89%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%B9%BC%E5%A5%B3%E8%AA%98%E6%8B%90%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
十八世紀のイタリア人の一人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2