『手帳300%活用術 仕事とプライベートが楽しくなる117のワザ』
日本能率協会マネジメントセンター編
読後の感想
おそらく複数の筆者が書くとこうなるよなぁ、という一冊。
つぎはぎな感じで特にノウハウ本以上のものはありませんでした。
現在の手帳のメモの仕方に取り入れようと思ったのは次の一点。
●記録は名詞を書き残す
週間単位のスケジュール欄で仕事のアポイントを管理している場合、それぞれのアポイントの間に自分がしたことを記録として書いてみよう。
たとえば、「12:00昼食○△飯店○○さん」というような感じだ。このときのポイントは、動詞を抜いて名詞だけで書くこと。簡単に書けるし、小さいスペースに合わせた省略になる。名前だけ書いてあると一瞬「何のことだろう?」と思うこともあるが、思い出そうとすることで一番印象に残った話を頭に浮かべることができる(P.121)。
あとは、大切な日付リスト。
ただ、グーグルカレンダーに入れておけばいいや、と思ってしまったのは内緒です。
印象的なくだり
メモのとり方のコツは、第1に「すぐに、その場で書く」習慣をつけること。「あとから」は絶対に禁物だ。第2には「書いたメモをなくさない」こと。メモをとるときに手の届く所にあった紙やふせんにメモしたものの、あとでメモがどこかに紛れてしまった経験は誰にでもあるだろう(P.044)。
「大切なあの日」チェックリスト(P.063)
□ 彼(彼女)の誕生日
□ 妻(夫)の誕生日
□ 子どもの誕生日
□ 父母の誕生日
□ 祖父母の誕生日
□ 大切な友人の誕生日
□ 結婚記念日
□ 特別な思い出の記念日
□ 会社の創立記念日
□ ボーナス支給日
□ 祖父母の命日
□ 大切な人の命日
□ 同窓会など毎年の恒例行事
□ 夏休み(長期休暇)
□ お祭り
□ 花火大会
□ 子どもの運動会
□ 子どもの文化祭
□ 免許の更新時期
□ 車検の更新時期
□ 自動車保険の更新時期
□ パスポートの更新時期
●自分に負担をかける
もし、あなたが「○○の資格をとりたい」と思ったらどうするだろうか。まずは参考書を買ってみる? 勉強計画を立てる? 資格の学校や通信教育を選択する人も多いだろう。その目的は「イヤでも勉強する環境を用意すること」。学校に行く時間が決まっていたり締切があることで、逃げられない環境を作って自分に負荷をかけることだ(P.076)。