買ってはいけない土地を見極める(石川県編)
2017年の公示地価の変動率を調べてみました。
【石川県内】
上昇した地点は県内で68地点
そのうち金沢市が54地点です。
市町村別でみるとプラスが「金沢市」「野々市市」「津幡町」で
それ以外はすべてマイナス。
つまり、石川県内で土地の値段が上がる可能性を求めるなら
金沢市以外は、相当難しいということです。
また野々市や津幡町でも可能性はあるが
場所を相当絞らないと下がってしまうということです。
県内を見回すと上昇傾向は金沢市周辺、下降は能登。
能登の中でも、珠洲市、穴水町が特に下落率が激しい。
能登は過疎化と高齢化でそもそも土地需要がないことが分かる。
【金沢市内】
金沢市内に限ってみると
住宅地63地点のうち地価が上昇したのは38地点。
上昇率のトップ5が
金沢市彦三、広岡、長土塀、石引、泉野出町。
これらの土地は、そもそも高いエリアですが
それに輪をかけて上がっています。
2016年まで下落していたのに、2017年に上昇した地点は
金沢市田上、南森本町、三口新町。
2016年まで横ばいだったのに2017年に上昇した地点は
光が丘、三馬、しじま台、額新町、古府町南、東力、駅西新町。
これらから分かることは
底値からじわりと上がってきた、もしくは下げ止まりということです。
結果として、当たり前の結論になったかもしれないけど
それをきちんとデータで裏付けることが大事なのです。
どっとはらい。
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