2022年マレーシア、ボルネオ島訪問記2/6日目

2022年9月28日水曜日
2日目(クアラルンプール からコタキナバルへ移動日)
7時30分起床。洗面し、朝ヨガなど、朝食を買いに行こうとしたら会社の人から電話があって対応した。
世界中どこにいても仕事ができる環境は、ありがたいなあと思う。
クアラルンプールの空港KLIA2でまずやったことは現地通貨の確保です。
空港のATMなら安全だろうと、現地通貨(200リンギット(約6680円)200RM=6680円)を銀行口座からwithdrawしました。
引き出しの手数料はかかるものの、両替の手数料よりは圧倒的に安いので、海外ではいつもこの方式を取っています。
同時にGrab Payで50RMをTop Up(チャージ)しました。
ローカルコンビニKKで朝食を購入し、ホテルに戻り朝食を食べてチェックアウト。

ホテルをチェックアウト後は、空港に戻り4日目に乗る予定のエクスプレスの乗り場チェックした。
さすがにExpressだけあって、めちゃくちゃ綺麗です。どの国に行っても、空港から市街地をつなぐ鉄道は「その国の玄関」としての役割があって、洗練されてますよね。

空港内にあるKK Martやコンビニなど使い勝手は現金よりGrab payが楽です。
物理的な紙のレシートも持たなくて済むし、あとで履歴も残るので、キャッシュレスのありがたみを実感しました。

11時30分 KLIA2 国内線出発ロビーにて、搭乗口はK22。
国内線搭乗のためチェックインをしようとカウンターに行きましたが、既にWebチェックインを済ませていたので、いきなり手荷物検査に進むことが出来ました。自分でwebチェックインしたのにすっかり忘れてました。
日本の手荷物検査に比べるとマレーシアの手荷物検査は良く言えば柔軟、悪く言えば適当です。
LCCだったので機内持ち込み手荷物の重量制限があって「もしかしたら超えるかも」と緊張していたがなんとノーチェックでした。
ただ、保安検査場から搭乗口まで徒歩20分かかるらしい、Air asiaはLCCなのですごく遠くまで歩かされた、売店も見つからずただ待つだけ、マジか。あと座席指定をしたが、窓側を選択するだけで+500円でした。ANAに慣れすぎてて忘れてた。
搭乗手続き前にニンテンドースイッチをやっている子がいた。子供の行動はどの国でも似たようなものだなぁとほのぼの。
少し遠くのソファーの電源があるところでPCで作業するビジネスマンが多く居ましたが、この風景も世界共通です。
あと、日本では成田空港とかしかないが、外国の空港にはたいていある祈禱室。

11時00分受付開始したが、結局搭乗したのは12時でした、待ちくたびれた。
Air asiaの機内で無料かと思いミネラルウオーター頼んだら有料だったので、クレカで決済した。
そういえば無料で貰えると思う感覚のほうがレアだった。
飛行機の中だし安い買物で失敗して良かった。高そうなものを頼まなくて良かった。
また日本の常識で機内食が出ると思い込んでいたのも失敗だった。
予約画面にオプションとして選択できたのを忘れていた。

15時02分 飛行機降下中 ボルネオ島らしきものが見えた。ここで曽祖父は亡くなったのだなぁと思うと感慨深い。
15時20分 着陸
コタキナバル空港到着。国内移動なのですが、ボルネオ島には入境という扱いらしく、入境審査がありました。
アテンドを依頼したYokoさんとPick up Areaで待ち合わせし、無事に会うことができました。
明日の打ち合わせを兼ねてそのまま車でホテルに連れて行ってもらい、ホテルにチェックイン。
中国資本のホテルで場所はともかく内装は豪華でびっくり。

しかしながら、この日は飛行機移動でランチを食べ損ねたので空腹のまま電車に乗りに行くことになりました。

Grab taxiでセンブラン駅へ移動、車窓から実はホテルの近くがバラックでスラムと知り、ホテルへは車移動が必須だなと感じました。このあたりの感覚は旅慣れしていると意識的に身につきます。
日本場合は、土地に対して用途地域という規制があり、似たような環境に(商業地域なら商業施設が集中する)なりますが、そういった規制がない国では、スラム地域の横に外国人が宿泊するホテルなどが立ったりするのです。

というわけで、落ち着いたので「サバ州立鉄道」に乗りに行くことにしました。
サバ州立鉄道はSembulan(センブラン)駅からBeaufort(ビューフォート)駅までの「本線」と、BeaufortからTenom(テノム)駅までの「ジョージ線」に分かれています。
本数が少ない関係で、今回の旅行で全線完全乗車は難しく、本線の一部とジョージ線完全乗車をします。

これはサバ州立鉄道のロゴ。どことなく「攻殻機動隊」の「笑い男」を彷彿とさせます。

17時くらいにSembulan(センブラン)駅に到着。完全にローカル駅。


0.4リンギット、メチャ安い。
チケット購入時に英語で話し、日本から来たと言ったら駅員さんから驚かれた。

ローカル駅なので利用者は少ないだろうとたかをくくっていたが、出発時間が近づくにつれてすごい人手でした。
主に学生っぽい若年者の利用が目立ちました。

機関車が先導し、客車を引っ張るタイプ。

2駅ほど揺られてPutatan(プタタン)駅で下車。こちらも超ドローカル駅。
もっと乗車したかったけど余り市街地から離れると市街地に戻るのが大変そうなので諦めて下車せざるをえませんでした。
駅前にはKFCなんかもあってまぁまぁ人は多かったのですが、せっかくなので陸橋を渡ってローカルな商店に移動しました。

Grab Taxiを拾って、Tanjung Aru Beach Night Marke(タンジュアルビーチ)へ移動。
運転手さんの話だと有名な夕陽スポットらしいが、時間的にちょっと厳しめだった。
運転手さんは間に合うように飛ばしてくれたが、残念ながら夕陽は沈んだ後だった。
ただ全体的にマーケットはインスタ映えするところが多く、観光地感満載だった。いいものをみた。

ナイトマーケットをブラブラと歩いたが、触手が伸びるお店はなく、ダウンタウンに移動することにした。
またもやGrab Taxiで中華料理バクテーの美味しい店にと評判のSin Kee Bah Kut Teh Restaurantに移動。

Sin Kee Bah Kut Teh Restaurant

店内に入ると、店の前にいたおじいさんが色々と案内してくれた。
おじいさんはお客さんかと思っていたが店員さんだったのか!?(もしかしてオーナー?)と思いながらお薦めを聞いたら、ライスとセットが美味いとのこと。当初はライスを頼む予定はなかったが、結果としてバクテーがめちゃオイリーだったので、ライスが中和してくれて本当に助かった。おすすめには従うべし。

その後、近くのセブンイレブンまでブラブラと散歩し、ミネラルウォーターを購入。
残念ながらGrab Payはセブンイレブンで使えなかった。あれ?普及しているのと思っていたのに、コンビニもダメなの?

その後、歩き疲れたのでフットマッサージ(いかがわしくない方)へ行った。
非常に上手だったので5リンギットチップをあげたら、めっちゃ喜ばれた。やはりいいサービスには、きちんと報酬をもって応えるべきだなと実感した。
コンビニでスナックを買ってGrab Taxiでホテルに帰りました。

ちなみに、この時点では気が付いていませんでしたが、自分のSIMカードはSMSは受け取れるけど、送信はできない仕様だったようで、途中Yokoさんに何度も連絡をしても、実はSMSは届いていなかったというオチでした。

3日目に続く

スポンサーリンク