自殺って言えなかった。

自殺って言えなかった。
自死遺児編集委員会, あしなが育英会

読後の感想
 親が自殺をし、残された子供の視点から書かれた本です。多くの人の体験談集といった構成になっています。

 普通は親のほうが先に亡くなるのですが、親が自殺をした場合、残された子供たちはどのように感じるのか、と書かれています。

 亡くなった親に対して「腹が立った」と「自分のせいだと思った」という二つの感情があるのが、他とは異なりかなり特徴的だと思いました。