『竹中式マトリクス勉強法』

『竹中式マトリクス勉強法』
竹中平蔵
幻冬舎

読後の感想
孤高の人、努力家のイメージそのままの本でした。初等教育と基本を重視していることから分かるように、従来型の勉強方法の本でした。
最近の流行とは一線を画しており、個人的には共感できますが、内容は正直マトリクスしか残らないというところでしょうか。
勉強法もいうよりも、勉強の楽しさを教えてくれるような気がします。

印象的なくだり
学ぶことは、楽しく、尊いことです。なにかを知りたい、自分を変えたいと思った瞬間、あなたの勉強はスタートするのです(P006)。

また、本はいつまで取っておいても、実際手に取るかどうかは疑問です。特に経済や経営関係などは、”賞味期限”もあります。そこで私は思い切って、「とっておき」という本以外はどんどん捨てるようにしています。
さて、捨てるべきかとっておくべきか、ほんの始末の選別についてですが、判断のポイントは「いつでも手に入るか」を基準にするといいでしょう(P092)。