『怪しいアジアの歩き方(クーロン黒沢)』を読んでいます

『夜は短し歩けよ乙女』を読み返しているわたくしめは
絶賛古本市場ブームが来ております。
(別に分かる人だけ分かればいいです)

とはいえ、金沢市には古本市がないので
代わりに近所のブックオフのワゴンセールで
100円で投げ売られている本を、左上から「えいやっ」と
数冊つかんで買ってきました。

今回の本はそうやって出会った本の一冊です。

1997年発刊の『怪しいアジアの歩き方』クーロン黒沢、ポッチン下条著
まだ120ページ目のカンボジア辺りまでしか読んでいませんが
だいたい話しとしては、東南アジアでこんなことあったよ(伝聞含む)
というようなお話し。
バックパッカーのあるあるで構成されたような本で
どの国で起こった内容も割と十把一絡げになっていて
特に、この国だから、という表現がなくてやや残念でした。

強いて言えばカンボジア、プノンペンにあるポルポト派の
「拷問博物館」のくだり(P.067)なんかは、読み物としては情景の描写が素晴らしく
この場所に行ってみたいと思わせる内容でした。
(頭蓋骨のカンボジア地図はたしか撤去されたはず)

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