タイトルはご当地ヒーロー。市民有志で制作委員会を作って地元イベントで活躍していたけど、著作権違反で逮捕→罰金刑(タイトルと本文は関係ありません)。
最近読んだ本の影響なのですが、日本の雇用制度ってつくづく様々な問題をはらんでいるんだなぁとしみじみ感じます。
住み込みなんかはいい例なのですが、労働場所を失うと同時に住処も失ってしまい生活ができなくなってしまいます。それが非正規雇用で期間限定だったりするなら、たとえ事実上再延長が繰り返されていたとしてもかなり不安を抱えることになるでしょう。
労働者派遣法の平成11年改正では派遣可能業種の撤廃、15年改正では期間も緩和され、労働者派遣事業に関しては門戸は開かれていますが、労働者側は条件が悪くなっているような気がします。
企業としては単純労働(いわゆる能力にかかわらない労働力)を人件費を抑えて(しかも期間限定で)使えることには大きなメリットはあるのでしょうが、派遣される側からするとキャリアを積みにくい上に不安定、と踏んだり蹴ったりではないかと。
だいたい人件費のための人員削減なら、賃金が低い人を大量に削るよりも賃金の高い人から削ったほうが…と思わないでもない今日この頃。不況とか経営不安のツケを末端が支払えというのはたまったものではないよねぇ。
取り急ぎ自分にできることは、どこでも生きていけるように(働けるように)すること。手に職つけます、自分を磨こう(とりあえずマクロでもやってみようと思います、あと語学)。