『“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ』

『“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ』
後田亨
ダイヤモンド社

読後の感想
昨年ちょっと大きな怪我をしたため、保険を見直そうと思って読んだ本でした。多くの事例が紹介されていてその問題点を指摘する形式で読みやすかったです。
人によって、合う保険というのは違うんだなぁと思いました。オススメって、保険会社のオススメなんだなぁ。

印象的なくだり

(前略)、金融商品を購入するのに「信じています」と言いたがる人は、私の理解を超えています。厳しいようですが、「そんなに手を抜いて、良い思いができる方がおかしいと思いませんか?」と言ってみたくなります(P038)。

現実に、お子さんが自活できる年齢が近づくにつれ、世帯主がご遺族に残したい保険金の額は減って良いはずです。したがって、「収入保障保険」のような「右下がりの三角形を描く保障性商品」は「理にかなっている」ということで、プロの間でも人気があるわけです(P063)。

不動産や株式を「換金」した場合は「時価」になりますが、インフレなども考えると、一概に「時価」評価される資金を換金手段としてあてにするのは危険だとも言えないはずです(P083)。

「お祝い金」は、先に書いたように、「保険会社に預けたお金が、たいして増えもせずに返金されるだけのもの」です。特に低金利が続くようになってからは、保険を販売している人間が「お祝い金」付きの保険に入ることは、まずありませんが、その仕組みを知っているのですから、当然のことです(P131)。

「『“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ』」への1件のフィードバック

  1. 僕もこの本は去年読みました!
    職場の保険勧誘が結構積極的だったので、
    ちゃんと勉強しとかないとまずいと思って。
    セールスに人は必ずしも自分のところの保険に入ってないんですよねw

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