友の転職について考える

最近同い年の友人二人がまったく期せずして、労働条件のお話をしてきました。具体的にいうと転職。
齢三十にもなるとそんなお話が多くなります。

ところで、話を聞いていて思ったのですが、自分は明確な形でお仕事を探すといった経験がほとんどありません。
なんとなく地縁とか紹介でみたいな形が多いので。
といわけで、友人の話を聞いてみてもいまいちピンと来てなかった部分もあったりしました。

アメリカとかに住んでいる人が書いている自己啓発系の本やメルマガを読むと、当然のように書いてあるのが、自分の価値を知れ、噛み砕くと履歴書は常にかばんの中に、とか、職務経歴書は毎月更新しろ、とか。
お仕事に対する意識が低かった自分は、「そりゃあ、アメリカさんではそうかもしれないけど(笑)」、と遠く対岸の火事のような気がしていましたが、
最近の様子を見ると、それは自分の考え違いだったのかなぁと思い始めてきました。

具体的に書くと、友人のSくん(特に秘す)に影響されて、リクナビNEXTに登録してみました。
念のため書いておきますが、転職を考えているということではないです(よく考えたら勤務先の人も見てるかもしれないや…)。
今の勤務先には、業務に対する不満はほとんどありません、ありません(大事なので二回書きました)。
ただ、転職の準備をすることと、実際に転職することとはまったく違います。

すると、現時点でやっている仕事に対する意識がまったく変わりました。

みんなが喜んでくれる、とか、依頼者が安心した、とか漠然としたものではなく、もっと他者に具体的にわかりやすいように意識するようになりました。
もちろんその過程において一定の成果は当然伴うので、現在の勤務先に特段不利益なことをしようとか、利益になることをしないでおこうとか思っているのではありません、ありません(大事なので二回書きました)。

自分は多分ほかの人よりは分かりやすいキャリア(資格とか)は持っているのですが、それ以外の分かりにくいキャリア(職務経験とか)は余りありません。
そして、分かりにくいキャリアほど分かりやすく書かないと、意味がないのではないかと思うようになりました(分かりにくいと多分、読んでくれないよね)。

そんなわけで分かりにくいキャリアを、他人に分かりやすく、を意識しながら明日からお仕事しましょ~、と思いました。

ちなみに、リクナビに登録する際には司令のご同席を賜り、行ったのですが、それもそれでいい経験でした。
希望年収がいくらとか、勤務地はどことか、あんまりしっかりと話す機会がなかったので(笑
仕事内容については自分の意思で自由に決めたいとは思うけど、条件については家族があったりするとねぇ。
なお、機会があれば転勤することにつき改めて司令の裁可済みです。但し、最北は石川県まで(寒いの嫌だから