無題

 目の前で留年してる人を見た(挨拶

 今年で卒業なので、学割を取っておこうと思い、大学の事務に行ってきました。ちょうどシーズンなのか、学籍に関する事務を取り扱うところは結構沢山の人がいました。

 そんな中、おじさんに食って掛かっている青年がおりましてね「何でこの科目は落とされているですか」と憤る青年。「あ~、ちょっと待ってね」とおじさん。なにやら認定されなかった科目の点数の内訳を調べてみてくれたみたいで「○○は何点、××は何点、△△は何点」と詳しく諭してました。そして、曰く「あ~、君、レポート出してないでしょ。レポート零点になってるよ」。黙る青年。おじさん曰く「思うところがあるみたいね。レポートが出てれば何点か点数が付くんだろうけどね、出てないならしょうがないね」。

 その後、おじさんは、半期だけだから休学の手段もあるよ、とか善後策を教えていましたが、その青年は去っていきました。

 なんつうか、去り行く背中に悲壮感が漂っていてなんとも言えない様子でした。

 同じ目にあわないように、しっかりと修了試験受けてきます…。