タイガーマスク

ここ数日、伊達直人ことタイガーマスクで寄付している人について

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110111-OYT1T01029.htm?from=main4

 漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人などを名乗る匿名のプレゼントは11日も広がり、読売新聞のまとめで、昨年末以降、43都道府県に及んでいる。

 栃木県ではこの日、県内2か所の児童相談所に、ショッピングセンターの従業員から、新年度に小学校入学予定の児童数を問い合わせる電話があった。

 かばん売り場を訪れた中年の男女から、ランドセルを贈りたいとの申し出を受けたという。「おしどり夫婦」を名乗る2人は、21人全員分の代金を支払い、両施設への送付を依頼したという。

 山梨県では、3か所の児童養護施設にランドセル計5個が届いた。前日に新入学児童数や男女別を問い合わせる電話があり、親が購入予定の1人を除く5人分が届いた。

 静岡市の児童養護施設「静岡ホーム」には現金5万円が郵送されてきた。その後、40歳代くらいの女性がランドセル1個を置いていった。

 同施設には、7日と8日にも現金やランドセルが届いており、同施設の豊島雅男指導係長は「本当にありがたいが、こんなに贈り物が続くとは」と驚く。

モノで寄付する人の気持ちはよくわかる。
きっと、施設などへの不信感と子供たちの手助けをしたい気持ちの同居しているのかなぁと想像しています。

そりゃあ、お金を渡すほうが簡単だし早いとは思います。
しかし、寄付する人たちからすると自分の思ったような使われ方をしていない現状があって、
いうならば自分のお金の使い方でもっとも効果的な方法を考えたのかなと思いました。

例えば派遣村にお金でパチンコ、子ども手当で生活費。
結局お金で渡しても途中で正しい使われ方をしなければなんの意味もありません
(というかむしろ害でもあります)

曽野綾子が発展途上国にお金を送るのは、途中ピンハネされて届かないと書いている。
そして確実な方法は女性たちを集めて食事を振る舞うことだと書いてあるのを思い出しました。

ランドセルは大人にとっては不必要。つまり送った物がそのまま子どもに届くのは確実ですよね。

全然余談になりますが生活保護について現金を渡すのではなく、
食料などの現物やモノを渡すほうが、法や制度趣旨とも合致する気がする。

そんなよしなしごとでした。