新株予約権の使い道

持っていた株式に新株予約権が無償付与されたのでどうしようか考え中。

お金を追加で支払って買うか、それとも割り当てられた権利を売るか。

お金を支払う場合は現在の価格よりも少し割安で手に入れられるので得ともいえるし
権利を売る場合は、そもそも権利自体が言ってみればタダで手に入ったので得ともいえる。

【思いついた疑問点】
新株予約権を売却して得た利益って、まるまる譲渡益なんだろうか?

楽天証券のサイトに分かりやすい回答がありました。

新株予約権無償割当(ライツオファリング)にかかる税金について教えてください。 【ID:2115072】
市場での新株予約権証券の売買や、権利行使により取得した株式の売買により発生した損益は、譲渡所得となります。

なお、無償割当により取得した新株予約権は、取得価額は0円となり、当該新株予約権証券を市場で売却した場合は売却代金すべてが課税対象となります。
また、一般口座でのお取引を行なった場合は、お客様自身での確定申告が必要となります。

ついに分からなくなりました笑

Amazon PrimeでやっているAmerikcan Gods。
分からないなりになんとかくらいついていましたが
ついに意味が分からなくなりました。

映像としては理解できるんだけど
どういう意味なのかが理解できないということ。

選択肢としては二つ。どうしよう。
・分かるまで見続ける。我慢。
・諦める。これ以上は時間の無駄。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071LM9MZM/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=eeeaaccaca-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B071LM9MZM&linkId=efc9a3f1abc0edadba79c4fe41bacecc

『ラジオのこちら側で』

『ラジオのこちら側で』
ピーターバラカン

岩波新書

読後の感想
ピーターバラカンさんに対して、どんなイメージを持っていましたか?

僕の中では単にYMOと仲の良いおじさん、日本語の達者なおじさんというようなイメージでした。
でも、実はとってもラジオを愛しているおじさんでした(親しみを込めておじさんと)

中でも
・ラジオを愛しているエピソード
・文化の違いに戸惑うエピソード
・好きな音楽に対する真摯な気持ちが表れるエピソード
は、心温まるハートフルな話ばかりです。

その中でも一番強い思いは
いい音楽を若い世代に聴いてもらいたい、知ってもらいたいということだと思いました。

科学技術が発達してみんな聴きたい物が聴きたい時にネットで検索できて聞けるようになり、CDを買ったりなど物に執着がなくなってきてきているけれど、そもそも音楽のタイトルやアーティスト名などを知らないと検索できないし探せない。

ラジオは能動的ではなく受動的なメディアとして、いいものをたくさん流しておけば、誰かがそれを手に取ってくれるかもしれないそれらを探すきっかけとなって、それを元にして検索したりできるかもしれない。

そのためには、誰かに届くと信じて、ずっといい物を提供していかないと行けないわけです。これはとても大変なこと。

音楽を紹介する司書のような、ソムリエのような能力のある人材を育てることも、必要なはずです。僕の同世代の細野晴臣も、坂本龍一も、驚くほど真剣に、次の世代にいい音楽を受け継ぎたい、と思っています。自分の若いころに輝いていた音楽への郷愁もあるけれど、今の若い人たちには、まだ彼らが出会っていない、いい音楽を知ってほしい、と感じているのです。

「昨日の※時ころに、こんな〜♪〜曲が流れていたのですが、なんという曲か、教えてください」「運転していて印象に残ったのですが、曲名をききそびれて・・・・・・」というメールが届くと、ラジオから、「たまに流れてくる」という偶然の出会い、きっかけとしての役割にあらためて気づきます(P.204)。

印象的なくだり

時には、マニアックとか、ディープとか、コアとか、敷居が高いとか、いろいろなことを言われますが、むしろ過剰な説明なしに、ごく自然にいいと思う音楽をかけるほうが、リスナーの支持が得られると思っています。

たとえば、「マリの音楽です」と簡単に紹介して曲を流す。最初は「何?マリってどこの国?」と戸惑われても、とくにあれこれコメントせずに一〇回もかければ、ああ、マリの音楽ね、と音楽をうけとめられるし、抵抗感もなくなるものです。「グリオ(専業の語り部=歌い手)とは」とか、「コラ(西アフリカ特有の弦楽器)という楽器は」と毎回説明するより、アーティスト名とタイトルを紹介して音楽をどんどん聴いてもらった方が、ずっといいと思っています(P.104)。

言うまでもなくその後、パーソナル・ステレオが主流になって、今やウォークマンよりも、iPodやiPhoneの天下です。ぼくも持っていますが、電車の中や歩きながら聴くことは滅多になく、むしろiPodと特にiPadは、イヴェントの仕事に使います。生DJをする時は多数のCDを持ち込まなくとも、必要な曲をiPadに取り込めば、それでこと足ります。iPadのイヤフォーン・ジャックからケーブルを会場の音響設備に接続すれば、意外にいい音でスピーカーから聞こえます。やはり、音楽は皆で聴きたいものです(P.202)。

「八日目の蝉」

八日目の蝉
監督 成島出
脚本 奥寺佐渡子
原作 角田光代
製作総指揮 佐藤直樹
出演者 井上真央
永作博美

あらすじ
不倫相手の家庭から赤ちゃんを連れ去り、実の子として育てる物語です。

鑑賞後の感想
「そして、父になる」を父親の視点からの描写が多いことに比べると、こちらは母性の象徴とも言えるようなシーンが多く登場しました。

多感な時期である幼児期を養母と過ごしたので、実母としっくりこないという難しい心理描写を演技で見せるのは本当にすごいことだと思います。と、同時に子供って自分のせいだって思いがちである、ということにも気づき、ドギリとしました。

登場する男性が総じてクズが多く、嫌な気持ちになりましたが、母性の相対的に持ち上げる意味合いが強すぎだったのかなとも思いました。特に、田中哲司さんの役。

タイトルの「八日目の蝉」は、おそらく普通じゃない育ち方をして、他の人では見えなかったものが見えたり、経験できなかったことを経験した、という意味なのかな、と感じましたが、どうなんでしょうね。

過去の回想と現代がパラレルに進むので、途中で混乱してました。あれ?いまどっち?みたいな。
特に後半の、永作博美さんからすると幸せな生活が終わりを告げる結末を知っている身としては、本当に続きを見るのが辛かったです。
(でも、ランドセルを見る目つきから察すると、戸籍のない娘がどのようなことになるかは知っている、と連想できるような気がします)

そして、永作博美最強説について。
誘拐といつ犯罪であるという意識を常に持ちつつ、幸せな子育てを送りたい、という、いわば造反した感情を込めた演技で最高でした。外向きの顔つきと娘に対する顔つきが全然違うもんねー。