北陸新幹線試乗会のお話

石川県出身の僕にとって、北陸新幹線とは幼心から「そろそろできるって話だけど」と何年も聞かされ続けた、いわゆる「画餅」みたいなものだったりするわけです。
(だいたい、小学生の頃から十年以上「そろそろ」といわれてもねぇ)

なので、1997年に東京駅から長野駅まで部分開業したときには、ようやく「本当に」できるのかとしみじみ思ったもんですよ、ええ。

というわけで、北陸新幹線を走る予定のE7系新幹線がついに公開されました(週刊東洋経済で見た)。

コンセプトは「和」テイスト。JR東日本とJR西日本が初めて共同開発したE7系は、アイボリーホワイトを基調にし、青色と銅色のライン。景観に配慮して渋い色になっているそうな。車内設備は全車両電源採用と当然と言えば当然の仕様。

予定では12両編成で最高速度は260km(ってかカーブだらけのこの路線でこのスピードをどれだけ保てるのかは不明)、東京・金沢間を二時間三十分で結ぶというこの新幹線、実は今日から先駆けて試乗会の募集がされていました。

JRのこのサイト。

ドメインが「e7-shijokai.com」という試乗会だけのための気合の入れようです。
(まぁ、管理がラクというものあるだろうけど)

何が嬉しいって、試乗車の定員934席のうち160席が「親子限定車両」として確保されている心遣いです。
JRは本当の顧客が誰なのか、よ~くご存知かと、本当に嬉しいなぁ。
ちなみに「親子限定車両」の定義が、保護者と4歳以上15歳以下のこどもという、ぎりぎり我が家が対象内で「心底」心が躍りました(先月四歳になったばかり)。

最大四人分まで申し込めるそうなので、(ほぼ間違いなく抽選になると思うので、余り広めたくはないのだけれど)たくさん応募がきたほうがJRも嬉しいはずなので是非。

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