噫横川国民学校

少し前ですが細君と21世紀美術館に行ってきました。
お目当ては書家の井上有一生誕百年記念ということで井上有一です(わざとやっています。

僕は、井上有一といえば一字書しか知りませんでした。
しかし、最近別の形で知ってずっと見に行きたいなぁと思っていました。

それは、マンガでした。
おそらく日本で数少ない書道マンガ「とめはね!」の中で、井上有一の「噫横川國民学校」(学は旧字)が主人公に多大なショックを与える作品と言うことで登場してくるのです。

というわけで、見に行ってきました(以下感想羅列
・一字書はどれも力強くて重かったです。
・有名な「愚徹」は見てきてよかったです、もちろん読めませんでした。
・「心」がドキッとしました。
・読めない字も多くありましたが、なんかすごいことだけは伝わってきました。おそらく漢字圏ではない人も同じような印象なのではないでしょうか。よく分からないけどすごい、というものは確かに存在すると思います。
・マンガの主人公ほどではありませんが「噫横川國民学校」はショックを受けました。怒りや悲しみを具体化するとああなるのでしょうか?文字を記号としてではなく、感情を伝える手段として使っているのでしょう。