漢字って不思議其二

懲りずに漢字検定の勉強。備忘録ですので、あんまり興味のない方はスルー推奨です。

読み方が変わるだけで意味まで変わってしまう熟語。
唖(口偏に亞)然…読み方、「あぜん」と読むと「あっけにとられるさま」。「あんぜん」と読むと「笑うさま」。

故事成語より。
吠日…読み方「はいじつ」。
もともとは「蜀犬吠日」。蜀・四川省では雨が多く、太陽が出たら珍しくて犬が吠えた、という故事成語より転じて、珍しいものに驚くたとえ。

初めて知った意味。
三国志の英雄の一人、劉備、の「劉」という字。
この字には「殺す」という意味もあるんだね。
よって、「劉す」と書いて「ころす」と読む。
これ本当。

漢字って不思議

 本気で漢字検定準一級に受かるため結構真面目に勉強していると、今まで自分がいかに適当に漢字を覚えてきたかが、明確に分かり反省することが多いです。

 きちんと漢字辞典をひいて意味まで確認すると、多くの発見に出会えます。特に、自分では大して違わないのでは?と思うような細かな違いに出会うと、昔は使い分けをしていたんだろうなぁと、感慨にふけってしまいます。例えば「鳳凰」の「鳳」と「凰」。両方とも「おおとり」と読みますが、前者は雄、後者は雌を指す、とかね。

 漢字って不思議。

 
今日出会った納得できない熟語。
 「佼童」読み方は「こうどう」。
 意味は、1.美少年 2.ずるがしこい若者。
 まったく印象が違うよね。

辞書を読んでてときめきを覚えた熟語。
 「冶遊」読み方は「やゆう」。
 意味は、心がとろけるほどの楽しい遊び、芸者遊び。
 う~ん、どんなのだろう。