「会社のすばらしい仕組み」を愛してはいけない

現在『ノマドライフ』という本を読んでいます。
『レバレッジリーディング』で有名な本田直之さんの本で、徹底的な自己責任論が書かれています。

その中で、心に突き刺さった一文があったので、それを読んでからしばらく仕事の手が止まってしまいました。

要約すると
「会社のすばらしい仕組み」を愛してはいけない
というものです。

→仕組みがよくできていてブランドとしても魅力的な会社は、元々消費者としてファンだった人が多くて、そういう人は懸命に働くし、周りの人も助けるような非常に「良い社員」だが、報われない、と。
会社のすばらしい仕組みに順応して成果を出す優等生の悲劇です、ね、ということ。

我が身を振り返ると思い当たる節があって、グサグサ刺された気分です。

今の会社でうまくいっていてもそれは単に会社のルールで成功しているだけ

って自分のことでした。

本田さんの締め括りは

しかしそんな働き方が永遠に続かないことを忘れると、未来は暗澹たるものになります(P.068)。

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