『予知夢』東野圭吾
読後の感想
前回の「探偵ガリレオ」に続くガリレオシリーズ2作目です。
前作がなかなか読みごたえがあっただけに、楽しみにしていたのですが、あれ?面白くない、ぞ。
そもそも物理的な見地から科学者が、一見不可能な事件を解決するのが売りだったはずなのに、全然設定が生かされていない。
しかも、「絞殺る」に至っては、なぜか人情噺になっている、落語か?
短編シリーズものなので、ハズレもあるとは思いますが、まだ作品の体系が確立していない時期の作品なので、次回作を期待して読み進めていきたいと思います。
目次
「夢想る(ゆめみる)」
「霊視る(みえる)」
「騒霊ぐ(さわぐ)」
「絞殺る(しめる)」
「予知る(しる)」
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