大量のインプットこそがアプトプットを支える

最近若い部下に話したことです。

片手では数えきれない量の資料を与えて
「とりあえず、全ページ読みなさい。今は量を詰め込むこと」と指示しました。

「大量の資料を読ませる」というのは、納得できないという側面もあるだろうと考えて
次のような話しをしてから、読ませることにしました。

理解の体系は、大量の知識が頭の中で整理されることでできる、というお話です。



昨今は、当たり前ですがみんな効率よく全体を理解したいので
「全体図」だったり「目次」や「体系」などの理論をありがたがる風潮があるのかと思います。

確かに、「まとめ」サイトを見ればざっくり理解できるのは間違いありません。
私も忙しい時には、まとめサイトや書評サイトなどを読んで「分かった気」になることもあります。

サクッとキーワードだけ検索して、上位の数サイトだけ斜め読みして
会議に臨むことも珍しくありません(コラッ!

しかし、なんとなくの理解では、太刀打ちできない仕事も世の中には存在するのも事実なのです。

私はこれを「理解と経験の融合」と読んでいます。

経験だけも足りないし、理解だけしても経験しないといまいち実感が湧きません。

仕事の中でも中核になる部分については、小手先の技術や検索で対応して欲しくない、
理論もきちんと理解して経験を積んでほしいという意味を込めて話しをしました。

どっとはらい。

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