そういや最近(?)出来たいわゆる家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)によると、冷蔵庫や洗濯機を処分するのにもリサイクル料金が掛かるそうな。
まだ使えるものを再生して使う、という趣旨には賛成なんだけど、何で消費者がその料金を負担するのかがいまいち納得できない。
経済産業省の担当のページを見ても、良く分からん…。
「なぜ消費者がリサイクル料金を負担するのですか。」と銘打った問いには、
廃家電を収集し、リサイクルするためには費用がかかります。
家電リサイクル法では、家電製品の家電小売店に収集・運搬の義務を、
家電メーカー等にリサイクルの義務を課し、家電製品を使った消費者(排出者)が
そのための費用を負担するという役割分担により、
循環型社会を形成していくこととなっています。(原文ママ)
とのお答え。
よっぽど知恵の足りない人が書いたのか、何を書いているかさっぱり分からん。
問いと答えが一致していないよ、と思いつつ何度読み返しても、
何故消費者が負担するかが見えてこない。
「なっています」といわれてもねぇ。
Q&Aにはもう少し賢い答えがありました。
家電リサイクル法の円滑な運用のためには、小売店による収集・運搬、
メーカーによるリサイクル及び 消費者による費用負担といった、
それぞれの役割分担が必要不可欠です。
消費者も費用の分担を通 じて、 循環型経済社会の構築に向けて重要な
役割を担うことになります。
役割分担が必要だから必要です、って言われても。
とにかくリサイクルするとなると、費用が発生するのは当たり前だし、そこは理解できるんだけど、何で消費者が負担するの?との問いには正面から答えてないよね。
もしも正面から答えるなら、何故消費者の役割なのか、ということだと思うんだけど。
まぁそんな訳で、一消費者としては、収集・運搬費用と、リサイクル費用を納得がいかないまま支払う羽目になるというわけなのです。ムムム。
とりあえず、来週くらいには冷蔵庫と洗濯機を処分しなくちゃいけないので、某家電量販店に電話。
冷蔵庫は4,830円、洗濯機は2,520円。
引取手数料が一点1,050円*2で2,100円.
出張料金が3,000円で合計12,450円なり。
…倫理的には全く許しがたいけど、不法投棄をする人が絶えないのも分からないでもないね。
ご参考までに
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年十二月二十五日法律第百三十七号)
(投棄禁止)
第十六条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。第二十五条 次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一~七(略)
八 第十六条の規定に違反して、廃棄物を捨てた者
もうちょっとお安いところ探してみます。
あと冷蔵庫(一人暮らし用)欲しい方いれば、メルミィ。
オフハウスなどを呼ぶといいぞよ。
PSEマークがあればたぶん引き取ってくれる。
運がよければいくらかもらえるよ。