自炊生活のすすめ(その1)

★自炊生活のすすめ

といっても、食生活の話ではなく、本やら書類等の紙のお話。元々のデジタルデータ(pdf)とかではなく、自らスキャンしてデジタル化することを自炊(じすい)というらしいんです、なぜでしょう(謎?
それはさておき、先月より私めもめでたく自炊生活を始めました。自炊生活を初めてまだ一ヶ月程度ですが、気になったことや注意点、これから始めようかなと思っている方にいくつか得るものがあれば、と思って書き始めています。

1.どんな人が向いているか
まずはどんな人が自炊に向いているかというと、本や書類を置く場所に困っているか、もしくはどこになにがあるかをいつも探してしまう方が向いていると思います。物を探す、という時間は何も生み出さない全くの無駄な時間です。仮に一日5分だとしても、週に35分、月に2時間半(150分)、年では1日ちょっと(30時間ちょい)が、物を探すだけに費やされてしまいます。自分で書いていてぞっとします。
で、本題の自炊ですが、OCRをかけてテキスト検索ができるようにしていれば、検索するだけで必要なものが見つかります。これで本や書類を探す時間が相当時間が短縮されるはずです。但し、これを行うには後述のようなコツが必要かなと思います。とにかく自分も含めてよく「どこに書いてあったかなぁ」と探す人はおすすめです。
あと、場所がない人にもおすすめです。そもそも住宅事情に余裕がないため、(相対的に)狭いところに物を置いてさらに狭くしているわけです。スキャンをしようか検討するくらいなので、相当数を持っている人が多いともいますが、本に取られるスペースを計算して面積に月にどれだけ賃料を負担しているか、と計算したら、やはりその分の本を処分した方が合理的だという結論になると思います(というか、なりました)。何より今ある本を捨てないと新しい本が買えないのではないか、ということも一つの理由です。
まぁ、乱暴にまとめると、(a)本などの文章や内容などを探す時間がもったいない人、(b)大量に本を持ってる人は是非検討した方がいいと思います。
それから、本を愛していて切断するなんてとんでもない、と考えていらっしゃる方もおられるかと思いますが、私自身は「本にとっては読まれないほうが不幸だ」と思ってますので、ひっそりと保管されるよりも、データとして身近なところにあったほうがいいかなぁと思います(この辺は異論があるところだとは思いますが)。