2.必要なもの
当たり前ですが、本。できれば、未読本ではなく既読本がよいと思います。いわゆる積ん読をスキャンして持ち歩いて読もうと思っている方も多いとは思いますが、データでの読書は経験則的にいうと、初見ではきついです(但し雑誌を除く)。特に、自分にとってちょっと内容が難しいようは本は、やはり紙のほうに優位性を感じます。なので、自炊の目的は「読まない本を読む」ことではなく「単なる保管の便宜」としたほうがよいと思います。
スキャナ。実家にあった物を含めて今までスキャナは3台、勤務先にある物を含めて5台くらい触れてきました。加えて店頭でディスプレイされている物を含めると割とよく見てきている方だと思いますが、スキャナについては富士通のscansnap以外にありえないと断言できます。できれば1500。後述しますが、結局自炊を阻害する物は何かというと手間、つまり面倒くささなのです。スキャンのスピードや手間を考えるといちいち紙をセットし直したり、裏返したりとしなくてよいscansnap1500はまさにうってつけです。50枚までセットできるので。ぐーたらなわたくしにはちょうどいい量です。
断裁機。この辺は好みの問題だと思いますが、一般的にはあった方がいいのだろうと思います。ちなみに我が家にはありません。幸いにして、勤務先の近くにキンコーズ的なオフィスがあり、105円で断裁してくれるのでちょくちょく利用していますが、全ての人がその環境にあるとは思えませんので、念のため挙げました。ちなみに最近、本そのものを郵送で送るとデータ化してくれるサービスがあるらしいのですが、著作権法的に今後どうなるかはわからないと避けたほうがいいと思います(個人的には、私的複製として認定できるの範囲を超えているとは思いますが。特に業者さんがデータを複製してどっかに流しちゃう・・・なんてことが起こったりなんかしてね)。
《在庫あり》FUJITSU(富士通) PFU ScanSnap S1500 for Windows [FI-S1500]【サマータイムセール… 価格:38,990円(税込、送料込) |
キンコーズ
http://www.kinkos.co.jp/
MBE
http://www.mbe.co.jp/