『蒼い描点』

『蒼い描点』
新潮社
松本 清張

読後の感想
なんか最後が強引な気がするのは気のせいでしょうか。
松本清張の作品なのに恋愛要素が絡んでいるという珍しい作品。
ところでなんでタイトルが「蒼い描点」なんだろうと考えてみましたが、いまいちよく分かりません。知っている方がいれば教えてください。

印象的なくだり
「誰だって、その人が自殺するとは思っていないさ。われわれは、いつも傍観者であって、観察者ではないからね」(P471)。