こんな音楽を聞いています(N姉さん風

先週くらいからヘビロテでかかっているのが「ふぇのたす」。

エレクトロポップで歌詞がどうかしていて(褒めてます
ギター兼プロデューサーがどう見積もっても相対性理論の影響を色濃く受けている
80’Sポップユニットです(多分

どうかしている歌詞の一部
「東京おしゃれタウン」

港区、港区、港区、大体おしゃれ
目黒区、目黒区、目黒区、次におしゃれ

「すしですし」

しゃけしゃけしゃけ、もともとはいくら
すしすしすし、さびありはおとな

ふぇのたす聞いてて、PANDA1/2を思い出しました。
PANDA 1/2「ぼくらがスリジャヤワルダナプラコッテへ旅に出る理由」

『若者を殺すのは誰か』

『若者を殺すのは誰か』
城繁幸

読後の感想
刺激的なタイトルですが、中身は極めて数字を根拠にした論理的な説明を心がけている本でした。
読む前に感じていた現在の世の中にある閉塞感を、文字化して、ストーリー化したという意味では非常に分かりやすく、納得できた部分が多かったです。
ただ、単純化して分かりやすくて読みやすかった分、精度がいまいちのところもあったのでちゃんと裏をとって理解しないとだめですね、やはり。
ところでタイトルの問いですが、詳細は本書を読んでのお楽しみなのですが、「問題の先送り」「終身雇用制」「若者の投票率の低さ」「少子化」「空気」という課題が山積み感を実感できる壮大な問いでした。
本書の中に触れられている「ええじゃないか」感は納得のネーミングです。世も末だなぁ。

この本を読む前と読んだ後では何が変わったか
我が家にいる娘を育てる意識がよりシビアになりました。
娘のライバルは、同じ幼稚園やご近所さんではなく、世界中にいるんだなぁと(漠然と)思うことができました。

印象的なくだり

日本車や家電にしたって、昔は安さを武器に世界に進出し、高品質の製品を低価格で提供することで、世の中を豊かに変えてきたのだ。電気炊飯器が普及することで、薪や釜を売っている人たちは怒っただろうかが、消費者は多くの時間をコストを削減でき、それを自由に別の何かに使って豊かになってきたわけだ。もし安売りを否定していたら、我々は梅干し弁当を食べながら街頭テレビを見るような暮らしを続けていただろう。
そう考えると、今さらながら松下幸之助はすごい人だと思う。彼の経営理念は、以下の一文に凝縮されている。
「水道の水は加工された価のあるものであるが、通行人がこれを飲んでもとがめられない。それは量が多く、価格があまりにも安いからである。産業人の使命も、水道の水のごとく物資を豊富にかつ廉価に生産提供することである」(1932年、松下電器の第1回創業記念式典にて)(P.026)。

ゆとり世代は本当にバカなのか?
結論から言うと、新人の能力や学力が低下した最大の理由は、少子化である。
例えば、筆者も一員でる1973年生まれは約209万人いるが、1987年生まれは約134万人と、既に3割以上も減少している。全体が30%減ったということは、東大、京大、阪大に合格できる水準の学生が、それぞれ30%ずつ減っているということになる。
ただし、大学入試というのは、各世代共通の基準に基づく絶対評価ではなく相対評価である。つまり成績上位から枠いっぱいに入学させていくわけだから、東大は30%ほど、昔なら入学できていなかった学生を入学させていることになる。
問題はここからだ。仮に、東大‐京大‐阪大が、この順番で偏差値順位並び、学生は自分の偏差値に応じて進学するとしよう。京大は30%の合格実力者を失ったことに加え、さらに30%を東大に持っていかれるから、実力者が60%も減ったことになる。阪大に至っては、実に90%ほどが上位に流出し、代わりに下位校から受け入れている計算になる。
こうなると、ほとんど15年前とは別の大学と言っていい(P.036)。

2011年10月1日時点の大学生の就職内定率が、57・6%という過去最低記録を更新した。
(中略)
なぜ、これほど新卒の就職戦線が厳しくなったのか。それは、新卒がすべてのはけ口になっているからだ。普通の人は意識することはないと思うが、実は日本は、解雇も賃下げも基本的には認められないという異常な雇用環境の国である。OECDによる正社員の保護規制の強さも、最新版の2008年度発表では加盟国中第1位だ。
こういう状況で不況がくれば、ツケはすべて新卒採用抑制というかたちで学生に降りかかる。しかも終身雇用文化だから、あとで景気がよくなってから「入れてください」というのもなかなか通じない。新卒一括採用というのは、裏を返せば新卒一発勝負ということなのだ。格差と呼ばれるものの正体は、この「正社員と、そこに入りそびれた人たち」の間の格差のことである(P.096)。

実は、厚生労働省のデータをよくよく見ると、生活保護受給者の約半数は65歳以上の高齢者である。もちろん「働けるけどめんどくさいから生活保護で済ませちゃえ」というけしからん現役世代も少数派いるだろうが、統計上は、仕事が見つかれず、体力的な問題を抱えた高齢者が中心ということになる。
そして、この事実から見えてくるのは、この結果は昨日今日の政治や景気低迷の結果というより、おそらく数十年前から想定できていたということだ(P.153)。

ヒッチハイカーと出会ったお話

今日、社用車で移動している途中ヒッチハイカーに出会いました。

とある場所(というかコンビニの駐車場)に社用車を停めた時のこと
大きな荷物を抱えた謎の男女が色んな車の運転手に声をかけているのが見えました。

最初はなにがしかの物売りかと思ったのですがよく見ると旅行者風の様子。
そのうちトコトコと自分のところにやってきて
大学生風の青年が「すみません、金沢方面へ行きたいのですが乗せて下さい」と
元気に声をかけてきました。

袖振り合うも多生の縁とか思ったのですが、仕事中だし、社用車だし、
まぁそもそも反対方面へ向かっている途中だったので
「ごめんね、反対方面だから」と言うと「ありがとうございました」と去って行きました。

一応気にはなっていたので帰り道(約一時間後)にその場所に
もう一度寄ってみたのですが、良い人に拾われたようでもう既にそこにはいませんでした。

ちなみに気になっていた時間に考えてみたことを羅列してみます(伝えることは出来ませんでしたが
・「行きたい場所」と「なんでヒッチハイクしているかの理由」を一緒に伝えたほうがいいのでは?
・どちらかというと女の子が声を掛ける役目のほうが成功率高そう。

どっとはらい

『「見える化」勉強法』

「見える化」勉強法
遠藤功

読後の感想
ボストン・コンサルティング・グループでコンサルしていた著者が、いかに表現すれば
ビジネスにおいて成果を上げられるかについて書いた本です。
非常に実務チックな表現がたくさんあってこの手の本では久々に真似するところが多い本でした。
例えば、「」のかぎかっこの使い方。

報告書は「記録」であり、プレゼン資料は「記憶」に残らなければなりません。
目的が異なるのですから、伝えたい「メッセージ」の数や表現レベルの濃淡のつけ方、言葉の選び方、センテンスの長さなどが大きく変わってきます(P.204)。

これなんか、思わず「うまいなぁ」と感嘆してしまいました。
また表現の誤りや陥りがちなミスについても経験則からか個別具体的に書かれていて
納得のいくものが多かったです。

うまく言語化できないのでしょうが、著者の言う「筋の良さ」については

ビジネスパーソンといての成功にとって、最も重要なのは、「筋の良さ」です。
「筋の良さ」とは、ものごとの本質を看破し、何が最も大切で、適切かを見極めることです。
論理思考や仮説思考を踏襲したからといって、「筋の良さ」が手に入る保証はまったくありません。
逆に、「ロジック」だ、「仮説」だなどと大上段に振りかざさなくても、「筋の良い」考え方やアイデアを提示し、「筋の良い」議論ができる人もいます。
「筋の良さ」とは、相手が納得するだけの説得力、現実感、迫力が備わっているかどうか、ということです(P.008)。

だけではなく、もう一歩踏み込んだ記載が欲しいところでした。
これだと、「漠然と」理解できているのですが「明確に」なっていないので
いまいち行動に移すことが難しいと感じました。

印象的なくだり

「白地観察」と「基準観察」
「観察思考法」は、観察する対象によって二つに大別できます。
それは、何かを観る際に、何らかの”物差し”を持って観るかどうかの違いです。
何の先入観もなく、まっさらな気持ちで観察することを「白地観察」と呼びます。
一方、ある「物差し」を持って観察することが「基準観察」です(P.049)。

「基準観察」において、最も重要なのは、「基準」そのものよりも、「基準」をもとに「質問する力」だと私は思っています。
質問を投げ掛け、その答えを聴く過程で、様々なことが見えてくるのが、「基準観察」の真髄です(P.060)。

なぜ「ロジック」は間違えるのか?
その答えは明瞭です。
「ロジック」は一つではないからです。
ビジネスの世界において、数学における「1+1=2」のような、誰もが認める客観的、絶対的な「ロジック」は存在しません。
「ロジック」つまり、「理屈」など世の中にいくらでも存在しますし、いくらでも作り出すことができます。
屁理屈も「理屈」です。
同じ事象を見ても、そこから生み出される「ロジック」は見ている人の立場によってまったく異なってきます。
例えば、ビジネスにおいて「消費者の論理」と「供給者の論理」はまったく別物ですが、両方とも同時に存在します。
仮に、人気の高い商品が品切れを起こしているとします。
消費者からすると「すぐに手に入れたいし、買おうとしているのに品切れになるのはけしからん」と考えるでしょう。
しかし、供給者からすれあ、「品切れはかえって人気を煽り、宣伝にもなるから、しばらくは増産しないでおこう」と考えるかもしれません(P.145)。

ビジネスにおけるコミュニケーションは、日常生活のそれよりさらに難易度が高いと言わざるをえません。
ビジネスにおいてコミュニケーションを行う目的は、多くの場合、単なる情報の共有ではなく、そこから一歩進んで、相手を「動かす」ことにあります。
「受け手」が動くことによって、創造や変革を生み出すのがビジネスであり、人を「動かす」ことができるコミュニケーションが不可欠なのです。
人を動かすためには「命令」や「指示」という方法もあります。
軍隊のように、指揮命令系統が厳格に決められている場合は、それも有効です。
しかし、一般的な企業組織内では、「命令」や「指示」だけでは、不十分です。
「受け手」が能動的に動いてくれるためのコミュニケーションが求められます。
だから、より難易度が高いのです(P.184)。

「人を動かすコミュニケーション」とは、「コンテンツ」「メッセージ」「表現」の三つの要素の相乗効果によって達成されるものです。
相乗効果とは文字通り、「足し算」ではなく、「掛け算」です。
どれか一つが欠けていても、全体はゼロになってしまいます(P.189)。

Bring Your Own Device

スマホの業務利用について

レストランに自分のワインを持ち込む行為
(Bring Your Own Wine)をBYOWと言いますが、
最近それになぞらえて
社員の私物であるスマホを業務利用することを
(Bring Your Own Device)でBYODというそうです。

最近Lineの乗っ取りなどでリスクの高さが顕在化したスマホ。
(コンビニでプリペイドカード購入を手伝ってくれ、というアレ)

個人の端末に業務上のデータなどが保存されると
流出などのリスクが格段に高まると思われます。
その中でも最も危ういと思うのが自覚症状がないという点です。
アプリなどを入れると、「××(電話帳など)にアクセスを許可しますか」と
いう文言が出てくることがありますが、この時にいつも身構えてしまいます。

自分が知っている限り、就業規則とか会社のほうが追いついていないので
この先、どのような問題が生じるかが怖いところですね・・・

どっとはらい