あるアップル信者の振り返りと、iPhone11 proについて

持ち物の棚卸しをしよう
2019年も残りわずか。
一年を振り返る意味で、持っている物を棚卸ししてみました。

パソコン
MacBook Air 2018 13インチ Retina スペースグレイ
今までメイン機はずっとwindowsでしたが、ついに林檎党に完全に染まりました。
だって他の製品との連動がやっぱり便利なのですから、、、。

スマホ
iPhone 8 64GB ゴールド
新しいiPhoneが出るたびに買おうかなと思いつつ、その大きさに躊躇していました。
手が小さい自分の手に余る(二つの意味で)スマホなのですから。
とはいえ、そろそろスペック的に新しいものが欲しいので物色中。

タブレット
iPad mini 2 Wi-Fiモデル
移動時間に映画見るのと、読書用です。

時計
Apple watch series 3
便利で手放せません。予定もメールも決済も、全て時計でできる時代が来るとはね。
MacBook Airのロック解除もApple watchで出来るのを知ったときには驚愕しました。

イヤホン
Air Pods 第一世代
集中したいときに使うので、ノイズキャンセリング機能付きの第三世代に買い替え検討中です。

というわけで、棚卸ししてみると、ほとんどがアップル製品でした。
アップル社製品は一つでは便利さはそこそこですが、揃えると最強に仕事しやすくなります。

あと買っていないのはペンシルとTVくらいなもの。

今後の予定
買い替えを検討しているのはスマホと時計とイヤホンです。
優先順位でいえばスマホなのですが、物理的な問題があって迷っています。
それは「自分の手が小さい」ということです。
で、最近のトレンドであるスマホの大型化に耐えられないのです。

以前はiPhone SE2が発売される2020年春まで我慢しようかと思っていましたが
調べてみるとiPhone 11 proでもいいかなと思えてきました。
しかも日本版ではなく香港版です。

理由の一つ目は、サイズ感。現状のiPhone8は148gで、iPhone11proは188gでプラス40gでぎりぎり許容範囲だったのです。
さらに上のスペックのiPhone11proMaxになると226gでもう無理なレベルでした。
片手で持てる気がしない。

理由の二つ目は、iPhone 11 proの香港版を購入すれば、Dual SIMでSIMカードが二つ刺さるからです。
2020年からプライベートとは別の活動をしていこうと思っており、プライベート用の電話番号と切り離そうと考えていました。
そうすると、プライベートの番号の端末、活動用の番号の端末、会社の端末と三つの電話機を持ち歩くことになります。
しかも、タブレットも二つあるので、流石に荷物多すぎだよなと躊躇していたからです。
Dual SIMであればこの問題は解決できるので、きちんと使いこなせるか検討中なのです。

日本版のiPhone 11 proだと物理SIMとeSIMのDualになっていますが、eSIMは三大キャリアとIIJしか提供していないので
eSIMはまだまだ普及には程遠いような気がします。
というわけで、物理SIMが二つ刺さる香港版を狙っています。
シャッター音もしないからね〜。

どっとはらい。

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『ノマドライフ』

ノマドライフ
本田直之

読後の感想
表紙のあおりには「好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと」とバーンと書かれています。私自身はノマドの生活に憧れているわけではない、と思い込んでいまししたが、本書を読んで、ノマドに惹かれていることに気がつきました。

それは

増やすのではなく、削ぎ落として本当に必要なものを選び、さらに減らしていく時代です。増やすことばかりを追求してきた人たちにとってみると、その「選んで減らす」ことがとても難しいかもしれません。でも、減らすことによって自由度が増し、自由度が増すにつれ、だんだんどこにいても生活でき、どこにいても仕事ができるようになってきます(P.133)。

という働き方に少なからず近づいていきたいと思っているからです。

本書の中も触れられていましたが、きっかけは東日本大震災です。当時都内で勤務していた私は、明日も同じような日が来るとは限らない、と身をもって体験しました。
と、同時に、震災後放射能のリスクがある日本から撤退する外資系の合理的な判断にも憧れをいだいていました。

世の中は変わるのです。そして変わる世の中に合わせて自分も変えていかないといけないのです、という強烈なメッセージを本書は「ノマドライフ」という言葉に置き換えて説いています。

一番いけないのは、不安だからと行って何もしないこと。何も調べず、何も考えず、何も行動に移さず、ただ不安を募らせて足踏みしていたら、毎日が無為に過ぎていきます。不安が嵩じるあまり、リスクヘッジもせずに飛び込むのも危険です。その意味では本書を、不安による思考停止の予防薬として役立てていただいてもいいでしょう(P.171)。

そして、実はノマドライフを実践するのに一番大切なことはベーシックインカム、つまり必要最小限、継続的に入ってくる収入だよ、というのは、非常に納得できる話でした。
自分が資産運用をする際に、インカムゲインに傾いてしまう理由もそれだったのでした。

ちょっと前の本ですが、今の生き方に危機感を抱いている方にはお勧めの一冊です。

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印象的なくだり
わたしたちは多かれ少なかれ、”旧来型のスタンダード”に縛られています。極端な言い方をすれば、企業の都合に”洗脳”されていたようなものです。
会社員を同じ時間に同じ場所に集めれば、管理する側はラクです。たとえは悪いですが、ヒツジを放牧するのではなく、柵付きの牧場に入れておくようなもの。会社の立場に立って考えてみましょう。自分の監視下に閉じ込めておけば、どのような仕事をしているか把握できますし、「遅刻も早退もない」という時間の枠組みを、評価の一条件とすることも可能です。つまり、これまでの勤務体系は、働く人間よりも管理する人間に都合良くできているということです(P.034)。

社内では優秀だけど、それはあくまで「よくできたら会社の仕組みをベースに結果を出す」という能力。オリジナルな試行錯誤をする機会もないので、いくら社内で優秀でも、ヘッドハンティングされるような人材になるのが難しいことがあります(P.068)。

愛社精神に溢れる優秀で若いビジネスパーソンには、「会社を愛するだけでなく、その仕組みから何か学び取る」という貪欲さをもつことをおすすめします(P.069)。

そもそも、社員に完璧に報いてくれる会社は存在するのでしょうか?あったとしても少数派ですし、「がんばったぶん、会社に認めてほしい」と願うのは、自分の成果を他者の評価にゆだねているということです。これは依存につながりますし、他者からの評価が完璧というのは、なかなかない話です(P.099)。

ノマドライフを送っていると、旧来型のスタンダードからすれば「何をやっているかわからない」と思われることも多いのですから、自分がどういう人間で、何ができて、どんなブランドなのか、自ら発信しましょう。相手の方から自分を見つけてくれるケースは非常に稀です。企業に勤めていなければ会社というブランドもないのですから、独自のブランドを作り、セルフメディアで周知のものとしましょう(P.157)。

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「会社のすばらしい仕組み」を愛してはいけない

現在『ノマドライフ』という本を読んでいます。
『レバレッジリーディング』で有名な本田直之さんの本で、徹底的な自己責任論が書かれています。

その中で、心に突き刺さった一文があったので、それを読んでからしばらく仕事の手が止まってしまいました。

要約すると
「会社のすばらしい仕組み」を愛してはいけない
というものです。

→仕組みがよくできていてブランドとしても魅力的な会社は、元々消費者としてファンだった人が多くて、そういう人は懸命に働くし、周りの人も助けるような非常に「良い社員」だが、報われない、と。
会社のすばらしい仕組みに順応して成果を出す優等生の悲劇です、ね、ということ。

我が身を振り返ると思い当たる節があって、グサグサ刺された気分です。

今の会社でうまくいっていてもそれは単に会社のルールで成功しているだけ

って自分のことでした。

本田さんの締め括りは

しかしそんな働き方が永遠に続かないことを忘れると、未来は暗澹たるものになります(P.068)。

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