2022年マレーシア、ボルネオ島訪問記5/6日目

2022年10月1日土曜日
5日目(終日クアラルンプール市内)

朝食はバクテーの名店、新峰肉骨茶(Sun Fong Bak Kut Teh)へ行きました。

宿泊しているホテルから徒歩10分程度という近さで選びましたが、どうやら観光客向けのガイドブックに載っている有名店らしく大人気の名店でした。
しかしながら、半分くらいは地元の人でした。やっぱり地元の人に愛されているお店が強いよね。
しかも駐車場には超高級車がずらりと並んでいました。
バクテーとは、豚肉のスペアリブを煮込んだもの、ライスと一緒に食べるとなおうまいとのことで、一緒に頼みました。

こ、これはうまい。
しょうゆ味でホロホロとこぼれる豚肉がうますぎる、今のところマレーシアの食事で一番です。
脂っこいにもかかわらず、味が濃いのでご飯が進みすぎる。これは危険だ(ダイエットの大敵)。


食事の写真とおなか一杯のカエル

ちなみに支払いはGrab Payを使用することができました。

朝食を終えてホテルへ戻り、一日のスケジュールを組みなおしました。
明日の朝一の便で帰国するので、今日は空港近くのホテルにチェックインするため、荷物を整えてチェックアウトしました。
チェックアウト時にデポジットで預けていた50リンギットが戻ってきた、よかった。
安いながらもうるさい点を除けばいいホテルでした。

クアラルンプール市内でダラダラできるのは今日だけだったので、割とサクサク行動しました。
まずは、いまいるブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)からバンサーバル(Bangsar Baru)と呼ばれる地域までの移動です。
いつもなら鉄道を乗り継いで移動するところなのですが、連日の移動続きで疲れていたので、Grab taxiを選びました。
コタキナバルと違い、クアラルンプール市内のGrabは専業タクシー運転手です。
いわゆるプロなので色々と話しかけてきたり、ハイウェイもスムーズだったりと色々と副業ドライバーとの違いを感じました。もちろんチップ狙いなのもあるのでしょうが、やはりプロはプロです。
Grab taxi代が16リンギット(約512円)です。

タクシーで30分ほど走ってバンサーバルに到着しました。
ここは中心部に比べるとローカル色豊かで、イスラムって感じの雰囲気が漂っています。
私個人としては中心部よりもこちらのほうが旅情にあふれてよっぽど好きですね。
というわけで、目的のショッピングモールのBangsar Village(バンサーヴィレッジ)に到着。
ここでの目的は、スタバです。

但し、普通のスタバではありません。
目的はなんと「世界一静かなスタバ」です。

事前の情報では2階にあると調べていたので2階のフロアをあちこち徘徊してみましたが見つかりません。
スタバはあるもののいわゆる普通のスタバでした。


苦労の末見つけたのは普通のスタバ・・・

あれ?と思い、フロアマップを見て意味が分かりました。

いわゆる1階に当たる部分に「Ground Floor」と書かれており、イギリス式の読み方でした。
受験英語で習った知識がこんなところで役に立つとは思いませんでしたね。
何事も勉強です。
というわけで、イギリス式だと2階、日本の数え方で3階に目的のスタバを発見しました。


このスターバックスコーヒーは世界で1番静かなコーヒーと呼ばれ、スタッフが全員ろうあ者です。
そのためおしゃべりをしてる人がいなくて、世界一静かなスタバと呼ばれています。


STARBUCKSの説明が手話になっている

この写真はこのスタバの紹介文です。スタッフの紹介や、新聞記事、色々な国のスタッフがこの店を訪れた様子がスナップ写真で紹介されています。

ちょっと笑ってしまったのが、近隣の警察署や消防署、病院の紹介のところにある電話番号。
たまたまなんだけど、「03-」から始まっていて、東京都風味を醸しだしていました。

もちろんこの店は注文も全て「手話」、、、というわけにはいかず、メニュー写真などを指さして注文しました。
もちろん店員さん同士は手話でコミニケーションとっています。
お店の中では誰もおしゃべりしていないので、世界一静かなスタバと呼ばれています。
ちなみに隣にいた青年はずっと勉強していました。

今までローカルフードを食べてきたので、コーヒーが一杯22リンギットとしてちょっと驚いていた。
しかし日本円に直すと700円位なので、まぁそんなものかなと思う。

スタバを後にして、次は隣のショッピングモールヴィレッジ1に移動して寿司屋などを発見しました。
タコ、エビ、かんぴょう巻き、サーモンなども入って19.90リンギットから。
ちなみに「さかなの鮨」というラベルまで貼られています。
あと在留日本人向けなのかフリーペーパーも見つけました。


「ゆるキャン△」の志摩リンこと福原遥表紙です。

とりあえず、現金が不足しそうだったのでATMで100リンギット (3231円)をおろしました。
どこでも安全そうなATMがあって、お金をおろせる環境は助かります。

続いてマクドナルドに移動しました。
私は趣味としてマクドナルドがある国に行ったときは、一度は行くようにしています。
なぜならマクドナルドは「郷に入れば郷に従え」精神でやっているので、各国にローカライズしていて、見ていて楽しいのです。
ということは、マレーシアにあるマクドナルドはマレーシア風になっているはずなのです。特に宗教色が強い国では、食べるものにも影響を受けているはずです。

お店に入ると注文方法は日本と割と同じでした。モニタで注文から決済まですべてモニタでやる仕組みです。
これならば多民族国家で、言葉が通じなくても注文することは可能です。
でも急いでいる人?(ルールを守っていない人?)は直接クルーに話しかけて注文するなど、余りルールは守られていない様子。

トレイ下のペーパーにハラル認証を見つけて感動した。

注文は簡単でスムーズ、でも出てくるのはめちゃくちゃ遅い。
日本のマクドナルドに慣れすぎてしまったのか、マックで15分以上待つことが出来ない身体になっていました。


Nasi Lemak(ナシレマ)セット。
ココナッツ風味のご飯とサンバルソース、形ばかりの小魚ときゅうり、そしてフライドチキンです。
っていうか、マクドナルドなのにライスとフライドチキンです。バーガーはないよ。
このソースは自分にとって辛すぎたので一口だけ舐めて食べませんでした。

続いて、クアラルンプールタワーに登るために移動です。
タワーのチケットはスマホで購入したので、そのままGrab Taxiを呼びます。
Grab Taxiを呼んだら誰かをドロップする途中だったらしく一度通り過ぎていってしまいました。
あとで調べてばそうと分かるものの、実際にその場に直面するとかなり焦ります。
乗るはずの車が目の前を通り過ぎていってしまうので、えええ?ってなりました。

まぁ色々あって無事に乗車しました。ドライバーは遅れてごめんね、って笑っていました。

30分ほどでクアラルンプールタワーに到着。地図を見る限り、どの駅からも遠いっぽくてアクセス悪すぎ?と思いました。
タクシーも結構大回りしてタワーに到着です。

タワーは外に出れるスカイデッキ込みの値段で79.85リンギット(円換算レート32.023円で請求額2,557円)と、まぁまぁお高め。でもたまには観光地っぽいことをしなきゃと思いつつ、N姉さんの「高いところには登っておけ」精神を忘れずに上ってきました。


スカイデッキのカフェで缶ジュースがいっぱい40リンギット1200円だった。
あれ?金銭感覚麻痺してる?チケットの半額?ってどうなんだろう。

クアラルンプールタワーに登り、市内を一望して満足したので、観光終了。
今日はこのまま空港近くのホテルに泊まり、明日の早朝便で帰国です。
というわけで、KLセントラル駅にGrab Taxiで移動。次にバスのチケットを購入。15リンギット
KLセントラル18時発のクアラルンプール空港行きバスに乗りました。
めちゃくちゃ快適で1時間かからなかった。

ハイウェイめっちゃ飛ばすのでちょっとビビりながらも安全に移動しました。
郊外に建築中のマンションがめっちゃたくさんあっていくらくらいか相場を調べてしまいました。
海外不動産もありかもね。

ホテルにチェックイン後、明日の計画を立てる。
明日は4時40分にチェックアウト、5時2分発のエクスプレスでKLIAへ移動。その後出国しよう。
朝早いから寝坊だけは絶対にしないように(伏線ではない)。

この空港近くのTuneホテル、イメージとしては東横INNなんだけど、チェックインの際に金額を見たら初日と今日で合わせて500リンギットも使っていた。全体の宿泊費のうちほとんどがこのtune hotelなので、実は高いんじゃないか?という説まである。というか高い。
次回来る時はもうちょっと考えよう。

つづく

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