毎日おしごとに勤しんでおります、わたくし。
そんなこんなで疲れて家に帰ってくると
無邪気な三歳児が「あそんで~あそんで~」と近寄ってくるわけです。
しかも全力でっ。
なんとか「とーたんはおつかれちゃんだから、おもちゃじゃなくって
おしゃべりして遊ぼうね」と譲歩を引き出し、言葉遊びを教えるわたくし。
「じゃあとーたんと一緒に連歌でもやるか。
月を見ながらとーたんが上の句を詠むから、しょうこは下の句を…」
な~んて、知性は三歳児にはなく、せいぜいクイズが関の山。
しかもムスメの出すクイズは
「ぞうさんは、ワンワン。○か×か」という
一見して簡単に見えるけど、一周してボケ方が難しいいわゆる脇の甘い問題。
×!と即答してもよいのですが、それでは「じゃあ次ね、ねこはガオ~。○か×か」
とエンドレスで始まってしまうので、回答方法が要注意なのです。
「う~ん」と指を顎に当てて悩むポーズをし、
「えっと~、えっと~、×?」と回答すると
「ぴんぽんぴんぽ~ん」と大満足なムスメ。
とまぁ、これを数回繰り返してようやく解放される訳です。
以前はこのムスメと遊ぶ時間をある意味退屈に感じていました。
お仕事で疲れているし「あとで」遊んであげればいいかなと。
でも、ムスメには「いま」しかないんだよねぇ、と考えなおし
最近はこんな時間も楽しめるように変化して来ました。
「退屈を無駄遣いせずに ぜんぶぜんぶ 愛してあげなさい」
いちごコンプリートという曲の歌詞ですが
最近はこんなきもちなのです。