燃費の話の続き

ガソリンって原油を精製した石油を加工するものだから、
いつか原油は枯渇する(はずな)のでガソリンの価格は
上がり続けるんじゃないの?ってずっと思っていました
(市場を盲信していた時代)。

ところが、前提の「原油はあと○年でなくなる」理論は
「掘削技術の発達で効率よく原油が採取できるようになった」とか
「今まで掘れないようなところから原油が取れるようになった」などで
「あと○年で原油が枯渇する」の○年が過ぎても
なかなか無くなりません(無くなったら困りますが…

最近だとシェール(頁岩)ガス(タイトオイルとも言うらしい)でしょうか。
おおよそ地下3000mにある頁岩には石油や天然ガスが含まれていて、
「石油があるのは知っているが技術的に手を出せない」分野だったそうです。
しかし最近その頁岩から石油を採取できる技術が開発されて
一時期エネルギー関連の株が湧いていました。
で、どれだけすごい効果かというと、アメリカがシェールガスをきちんと算出した場合、
産油国第一位のサウジアラビアを抜いちゃうくらいすごいらしい(あくまで予測

で、どんな新しい技術かというと
1.パイプを頁岩まで垂直に掘削する
2.そこから横に掘削をする
3.高圧度の水と薬剤を岩の中に送り込む
4.高圧度の水で岩に割れ目を作り、その割れ目から原油を集める
という、おおざっぱにいうとこんな感じ。

ところで、気になっているのですが
算出しやすいように「薬剤」なんて混ぜちゃっていいんでしょうか?
混ぜ物の原油とかにならないか心配です(きっと後で分離するんでしょうけど

あと、原油の枯渇について考えるときにいつも思うのが
太陽光と風力をもっと安定的に使えないものだろうか?ということです。

落ちのないお話

どっとはらい。