見たい映画「365日のシンプルライフ」

久しぶりに細君と一緒に見てみたいと思う映画。

「365日のシンプルライフ」

予告編を見ると新婚旅行で滞在したヘルシンキの町並みが。
懐かしいなぁ、と見ていたら何故か全裸の男性が駆け抜ける映像が。しかも雪の中。

フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして行なった365日の“ 実験”生活。監督・脚本・主演を務めたペトリ・ルーッカイネンの実体験から生まれた「とにかくやってみよう!」のアイディアが、映画という形になった。登場する家族や友人は全てホンモノ、ペトリを中心とするリアルな人間関係と日常生活に起こるドラマが、北欧ジャズシーンをリードするティモ・ラッシーのサックスに乗って、軽快に綴られていく。2013年のフィンランド公開時には、多数の“実験”フォロワーが生まれ、若者の間で一大ムーブメントとなった。

ヘルシンキ在住・26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れ返った自分の部屋にウンザリする。
ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、
自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意する。
ルールは4つ。

Rules1 自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
Rules2 1日に1個だけ倉庫から持って来る
Rules3 1年間、続ける
Rules4 1年間、何も買わない

1日目は、空っぽの部屋から倉庫まで、全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける。こうして始まった365日の“実験”生活。毎日、倉庫からモノを1つ選ぶたびに、「自分にとって今、必要なモノは何か?」を考える。そんな中で、モノに反抗したくなったり、逆にモノが恋しくなったり、気持ちは日々変化していく。

こういった実験映画大好きです。
自ら設定したルールの中で悩む姿を見ていると、
「なんでこんなことやっているんだろ?」と思うと同時に
そのルールを守る真面目さに胸を打たれるんですよ、ええ。

と、同時にやはりモノが多い己が身も振り返るわけですね、きっと。
実はいま似たようなことをやっています、正確には逆ですが
「一日一個はモノを捨てる」ということ。
inが多く過ぎていまひとつ効果が実感できていないのが玉に瑕。

というわけで、関東に居たら16日に渋谷に見に行く勢いでしたが
上映スケジュールを見ると、一番近い富山県がなんと10月。
細君を誘って名古屋まで足をのばそうか考え中です。

金沢唯一のミニシアター、シネモンドでやってくれないかぁ(望遠