いま「9割の人が間違ったスーツを着ている」的な本を読んでます。
最近この手のタイトルの本が多いですが、見るたびのモヤっとします。
その理由としてはまず、第一に「正しい」の定義の問題です。
「正しい」ものが一つならば、それ以外は間違いなので、タイトルに嘘偽りなしなのですが、果たしていつもそうなのでしょうか?どっちの意見も両立するんじゃないの?と思うこともたまにあります。
第二に、正しい日本語の文脈で多いのですが、語源からすると間違いだ、みたいなアレです。
言葉は時代とともに変化するという前提にたてば、1割の人しか使ってない言葉は、むしろそっちが誤りなんじゃないかと思うわけです。
最後は、よくよく話を聞いて見ると、統計すら取ってないというケース。エビデンス出せ〜と言いたくなってしまいます。言いませんが。