今まで本のレビューが停滞していたのは、ある一冊の本が原因でした。
自分はいつも本を読むとき、線を引いたり書き込みをしながら読み進み、一冊読み終わって、しばらくしてから、印象的なくだりだけを抜き出してメモをしています(ちなみにこの方法は『リバレッジ・リーディング』を参考にしています。著者は本田直之さんです)。
メモをする際には、読んだ直後よりも少し熱を冷ましたほうが、冷静になれるので、そこで時間差が生じるのです。
読んだ本の影響が大きいほど、「いい本だったから抜き出すところが多いかな」「もう一度軽く読んだほうがいいかな」などと思ってしまい、なかなか着手することが出来ずにいました。
今回の本も思うところが多く、自分は「読み直したりして最低一時間は必要だな」と踏んでおり、なかなかまとまった時間が取れずに後回しになっていました。
ところが、その本のせいで他の本も山積みになってきたので、今朝「えいやっ」と手をつけてみると、僅か20分で再読・抜き出しが終了してしまいました。
結局、「とっても影響を受けるところが大きかった本」という印象に惑わされていたため、実行してみると、それほどではなかったということでした。
主観って結構テキトーです。