「再配達」は無駄の極み

クロネコヤマトに代表される日本の宅配サービスはとてもレベルが高い。
中学生の時にホームステイ先で体験した新聞配達は
玄関付近をめがけて新聞を投げつけるシステムで当時は衝撃を受けました。
日本だと、お客さんのモノを投げつけるなんて考えられない、と。

で、時代は変わり現代の荷物は大幅に増えています。
クロネコヤマト小倉社長は「サービスが先、利益は後」の小倉イズムで
郵便小包が独占していた市場を切り開いたのは有名な話ですが
安価で大量に時間指定までできるサービスは
当然のごとく宅配業者の過度な負担を生みました。

長時間労働、人手不足など様々な影響があるとはいえ
今のままでは配送業者に負担のしわ寄せが行くのは明らかです。
値上げ、だけではなく、受け取る側も
金銭的コスト以外のコストを負担しないといけないでしょう。
例えば、マンションの入り口などに設置される
宅配ロッカーなどです。
新築マンションの9割に設置されているとはいえ、戸建はまだまだ少数。
都心部の駅には設置されていますが、利用者の数よりも
圧倒的に少ないため、まだまだ課題は多くあります。

ネット通販は圧倒的に便利ですが
その便利さに隠れたコストを誰が支払っているのか
そして、今後は誰が支払うことになるのかを
きちんと考えないといけないでしょう、とモヤモヤ感じました。

どっとはらい。

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ボーナス払いにしているやつ、だいたい養分

以前、勤務していた場所の関係で
多くの人の生計をたてなおすお手伝いみたいなことをしていました。
延べ約1,500人くらいの相談にのったかと思います。

基本方針として、まずは現在の一か月の支出と収入をヒアリングします。
多くの人は収入は把握していても支出を把握していませんでした。

で、収入を増やすのは困難ですが支出をコントロールすることのほうが
相対的に容易なので、と説明して、支出をやりくりさせる方法をとっていました。

その際に、陥りやすいミスが
・特別支出の積立忘れ
・安易にボーナス払いに頼る
です。

「特別支出」に該当するものは、
自動車税、車検関係費、固定資産税、任意保険料(年払いの場合)です。

お勧めしていたのは、自動車税、固定資産税、任意保険料は12で割る
車検関係費は24で割って、一カ月当たりの金額を割り出し
それを給与振込口座とは別にためておくという方法です。

それから、ボーナスは会社の業績によって変動し
何よりも支給されると限らないため、基本的には当てにしてはいけません。

ぼのぼのですよ」さんが、「ボーナス払いにしているやつ、だいたい養分」と
書いていたのを記憶していますが、その通りと思いました。

(ぼのぼのですよ、さんは、「おは養分」のあいさつで(一部の地域に)有名な方)

どっとはらい。

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「クックドゥ」と「うちのごはん」

タイトルは両方ともいわゆる「おかず用調味料」です。
食材を加えて少し手間を加えるだけで
料理が作れるので、大変重宝しております。
約200円前後で買えるし、そこそこ日持ちもする。

以前は、炒め物ばかりでしたが
最近は煮たり蒸したりできるようになり
料理の幅が大きく広がったような気がします。

「うちのごはん 和のごちそう煮」シリーズでは
特製のだし汁が入っているので
フライパンを使って10分ほど煮込むだけで
煮物が完成します。
また、「クックドゥ おかずごはん」では
炊飯器に入れて一緒にご飯を炊くだけで
炊き込みご飯みたいなおかずごはんができます。

料理の筋の方から言うと、おかず用調味料って
邪道なのかもしれないけど、自分のような
技術はないけど自炊してみたいレベルには
最適の条件です。
外食よりはちょっと手間がかかるけど
作った感があり、それほど難易度も高くない、
そんなちょうど良さで(自分の中では)大好評です。

あと、味が濃いのもいいよね。

どっとはらい。

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Geographical Indicationとは

Geographical Indication(GI)とは直訳すると地理的表示保護制度です。
たとえば、ただのメロンではなくて「夕張メロン」とか
特定の地域で作られたことを名称に附加して
名称というブランド価値を知的財産として保護するという制度です。

単なる○○メロン、に比べて価格も高く設定でき
専門店に置けたり、生産者の所得も増えるので言うことなしです。
これが受ける背景は、消費者もノーマルメロンよりも
「本場の味」を求める傾向が強くあり、許容できる価格で有れば
きちんとした名称付きのものを求めると言うことでもあります。

ところで、この手のブランドの価値を守るためには
・名称を付与する基準
・その基準を適切に守りブランドを守る組織
・偽物が出たらブランドを守るため徹底的に戦うこと
などなどがないと、単に作っても実効性がなくなってしまいます。

最近は「カマンベール・ド・ノルマンディー」など
ヨーロッパでもGIが盛んらしいです。
まぁ、GIの代表格でもあるワイン(生産した場所だけではなく畑の名前まで)
があることを考えれば、当然かと思います。

どっとはらい。

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サイクル保険と個人賠償責任保険について

サイクル保険と個人賠償責任保険について

2015年に道路交通法が改正されて
自転車に対する取り締まりが厳しくなりました。

本来の自転車の位置づけは、軽車両ですが
一般の人の感覚だと、免許が不要なことから
歩行者の延長上のような気がします。

ちなみに子供用の6歳未満の者が乗車している自転車は
「小児用の車」として、軽車両とは扱いを異にするみたいです。

で、余り起こってほしくないことですが
自転車と歩行者が接触した場合、
自動車と違って保険に入っていないケースが多く
結果として被害者の損害が救済されない事故が多くあるそうです。

自分の個人的な感覚として、住宅ローンを組む際に団体信用保険に入ることが多く
その際に「個人賠償責任保険」もセットされることが多いので
自転車などの事故は、個人賠償責任保険でカバーされる、という認識でした。
個人賠償責任保険は、自転車だけではなく日常生活の事故全般をカバーしますが
あくまでもオプションなので、補償額がそれほど大きくありません。

更に、最近自治体によっては自転車に保険加入を義務付けるところもあり
いわゆるサイクル保険の加入が積極になっているようです。

もしも、いまサイクル保険に加入することを検討している方は
まずは自分が個人賠償責任保険に加入していないかを調べたうえで
賠償額の上限の確認と、新しく入る保険の保険料の兼ね合いを
調べてみてはいかがかなと思います。
個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険、
傷害保険の特約に付いていることが多いです。

どっとはらい。

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