『絶対に片づく整理術』


「絶対に片づく整理術」
鈴木真理子

読後の感想

この本の良いところ
ハック本としては読みやすく参考になるところがありましたが
基本的には女性向けの全方位型整理本でした。
机・書類・パソコン・時間・お金と広く浅くサクっと読めます。

この本の残念なところ
ジャンルを絞ってもう少し深く掘り下げて欲しかったところです。
どちらかを伸ばせばもう一方はおざなりに。
世の中には「絶対に」ということはないのだなぁ。

印象的なくだり

捨ててよいもの、捨ててはいけないもの
永年保存するものとして社史、登記、資産に関するものなどがあります。
一定期間保存するものには、商法10年、税法7年という決まりがあります。
いずれにせよ会社を経営するうえで残すべき書類があるのです(P.066)。

ひとつの仕事に集中したなら別の仕事をはさまず、一気に仕上げるのが得策です。
パソコンと同じく、人も再起動するまで一定の時間がかかるからです(P.114)。

自分のための時間を持つ
おすすめするのは、自分のための時間を先に確保することです(P.122)。

支出を3つに分けてみよう
おすすめするのは、支出を「消費」「浪費」「投資」の3つに分けることです。
お財布から出て行ったお金を振り返ることで、本当に必要だったのか、どんな効果があるのかを冷静に考える習慣が身につきます(P.134)。

『成功する男のファッションの秘訣60』

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『成功する男のファッションの秘訣60』
宮崎俊一
読後の感想
松屋銀座の紳士服バイヤーさんが書いた、ビジネスマンが他人からどうみられているか、どういう印象を与えているか、を中心とした本です。
いわゆる流行りすたりではなく、スーツの機能的部分や、効果について書かれたビジネス本といって良いと思います。
著者の宮崎さんは若い頃から自腹を切ってイタリアにファッションの勉強をしにいったり、バイヤーとして交渉するために独学でイタリア語を学ぶなど、とにかく活動的で情熱的な方です。
というわけで、写真付きで色々書かれているのですが、とにかく専門用語が難しく、ネットで画像を検索しながら読み進めていかないと理解できず、結構苦労して読みました。
そんなわけで、いつも既製品をなんとなく着ている我が身には耳の痛い話も多々ありました。が、僕も出来る風の大人になりたいので笑、出来るところから始めようと思いました。
それから、この本は細君にも勧めてみようかと思います。
僕一人のやる気では無理ですな。
印象的なくだり
この本でご紹介したいくかのルールを守っていただければ、あなたには必ず、「センスのいい人」という評価が、ついてきます。
さらには、「ビジネスパートナーとしての信頼感」や「清潔感」も、自然に備わるはずです(P.004)。
そもそもスーツは体にフィットすることを前提に作られています。フィットすることで着る人の体型をカバーし、男らしいシルエットを構築してくれるのです。
ですからブルゾンを選ぶ感覚で「着ていてラク」なサイズを選ぶのは、間違いのもと(P.067)。
私はぜひ、白のポケットチーフを毎日していただきたいと思っています。
そも理由は、「白」がもたらす爽やかさと清潔感。
スーツスタイルは、「周囲にどういう印象を与えるか」という観点も大切です(P.085)。
シャツは本来、紳士服の中では下着として扱われています。
ですからヨーロッパでは、ビジネスで着るシャツの下にアンダーウェアを着る人はほとんどいません。
下着の重ね着になってしまいますから。
(中略)
とはいえ、高温多湿の日本では一概に「下着を着るのはカッコ悪い」とも言えません。
実際、「シャツが肌に張り付いて気持ち悪い」とおっしゃっる方は多いですし、体質的に汗をかきやすい方もいらっしゃいますから。
(中略)
ただ、シャツの下にアンダーウェアを着る場合でも、「基本は着ないもの」という前提を踏まえて、「シャツの下から透けない」ものを選んだほうがスマートです(P.110)。
帰宅したら、まずはパンツ、ジャケットのポケットの中に入っているものを全部出しましょう。
内ポケットも忘れずに。
この状態にもどすだけでシルエットが美しく保たれます。
その上でジャケットは厚手のハンガーに、パンツはベルトのほうを下にして、裾を挟んだ逆さに掛けられるハンガーに。
これで通気性が保たれ、型崩れを防ぎます。
よくパンツを半分に折って掛けている方がいますが、これではパンツのシワがとれません。
シワはパンツの自重で伸びるものですから(P.122)。

『ラジオのこちら側で』

『ラジオのこちら側で』
ピーターバラカン

岩波新書

読後の感想
ピーターバラカンさんに対して、どんなイメージを持っていましたか?

僕の中では単にYMOと仲の良いおじさん、日本語の達者なおじさんというようなイメージでした。
でも、実はとってもラジオを愛しているおじさんでした(親しみを込めておじさんと)

中でも
・ラジオを愛しているエピソード
・文化の違いに戸惑うエピソード
・好きな音楽に対する真摯な気持ちが表れるエピソード
は、心温まるハートフルな話ばかりです。

その中でも一番強い思いは
いい音楽を若い世代に聴いてもらいたい、知ってもらいたいということだと思いました。

科学技術が発達してみんな聴きたい物が聴きたい時にネットで検索できて聞けるようになり、CDを買ったりなど物に執着がなくなってきてきているけれど、そもそも音楽のタイトルやアーティスト名などを知らないと検索できないし探せない。

ラジオは能動的ではなく受動的なメディアとして、いいものをたくさん流しておけば、誰かがそれを手に取ってくれるかもしれないそれらを探すきっかけとなって、それを元にして検索したりできるかもしれない。

そのためには、誰かに届くと信じて、ずっといい物を提供していかないと行けないわけです。これはとても大変なこと。

音楽を紹介する司書のような、ソムリエのような能力のある人材を育てることも、必要なはずです。僕の同世代の細野晴臣も、坂本龍一も、驚くほど真剣に、次の世代にいい音楽を受け継ぎたい、と思っています。自分の若いころに輝いていた音楽への郷愁もあるけれど、今の若い人たちには、まだ彼らが出会っていない、いい音楽を知ってほしい、と感じているのです。

「昨日の※時ころに、こんな〜♪〜曲が流れていたのですが、なんという曲か、教えてください」「運転していて印象に残ったのですが、曲名をききそびれて・・・・・・」というメールが届くと、ラジオから、「たまに流れてくる」という偶然の出会い、きっかけとしての役割にあらためて気づきます(P.204)。

印象的なくだり

時には、マニアックとか、ディープとか、コアとか、敷居が高いとか、いろいろなことを言われますが、むしろ過剰な説明なしに、ごく自然にいいと思う音楽をかけるほうが、リスナーの支持が得られると思っています。

たとえば、「マリの音楽です」と簡単に紹介して曲を流す。最初は「何?マリってどこの国?」と戸惑われても、とくにあれこれコメントせずに一〇回もかければ、ああ、マリの音楽ね、と音楽をうけとめられるし、抵抗感もなくなるものです。「グリオ(専業の語り部=歌い手)とは」とか、「コラ(西アフリカ特有の弦楽器)という楽器は」と毎回説明するより、アーティスト名とタイトルを紹介して音楽をどんどん聴いてもらった方が、ずっといいと思っています(P.104)。

言うまでもなくその後、パーソナル・ステレオが主流になって、今やウォークマンよりも、iPodやiPhoneの天下です。ぼくも持っていますが、電車の中や歩きながら聴くことは滅多になく、むしろiPodと特にiPadは、イヴェントの仕事に使います。生DJをする時は多数のCDを持ち込まなくとも、必要な曲をiPadに取り込めば、それでこと足ります。iPadのイヤフォーン・ジャックからケーブルを会場の音響設備に接続すれば、意外にいい音でスピーカーから聞こえます。やはり、音楽は皆で聴きたいものです(P.202)。

『無印良品は、仕組みが9割』

「無印良品は、仕組みが9割」
松井忠三

読後の感想
無印良品の経営を立て直した要となる松井さんの理念の書。
店舗によってバラバラだった運用を仕組化・マニュアル化することによって標準化するというチェーンストアの教科書みたいな本でした。
というか、経営が危なかったということすら知りませんでした…。

マニュアルをつくったところが「仕事の始まり」
無印良品では、店舗で使うマニュアルを「MUJIGRAM」、本部(本社機能をもつ)で使うマニュアルを「業務基準書」と呼んでいます。
「マニュアル」と呼ぶと、仕事を厳密にコントロールするツールのように思われてしまいそうなので、独自の名前をつけることにしたのです。
MUJIGRAMも業務基準書も、目的は「業務を標準化する」ことです(P.068)。

このムジグラムも使う人に合わせて平易な形で記載されており、常に更新されるというのです。
ここまで徹底したやり方ができるのは、まさにトップダウンであるが所以でしょう。
トップがこういった考え方だと、進むのも早いだろうな、うらやましい。
マニュアル化はボトムからだと全然進まないのです(望遠

印象的なくだり

視野を広げる方法ー仕事の「何・なぜ・いつ・誰が」
理念や価値観は、ただ言葉で語って聞かせても、具体性や実践を伴わなければただの言葉です。
理念は、それを実行するうちに、納得して、体に染みつくようにしなければなりません(P.086)。

何のためにこの動作をやるのか?が大事ということですね。

MUJIGRAMでは、お客様からクレームがあった場合は、一次対応として五つの応対を決めています。
①限定的な謝罪、②お客様の話をよく聞く、③ポイントをメモする、④問題を把握する、⑤復唱する、という対応があり、それぞれのポイントで「言い訳をせずに最後まで聞く」「お客様の表現でメモする」といった注意点も記してあります(P.099)。

自分の仕事にも取り入れました。
お客様からの初期電話対応に使ってみたら効果抜群。
心なしか「マニュアルに従っている」余裕が出るようになりました。

無印良品で運用しているほとんどの仕組みは、他社の仕組みにヒントを得ています。
オリジナルのものは、ほとんどないといってもいいかもしれません。
知恵の源泉は、徹底して他社に求めているのです。
どうして、他社を参考にすることを基本にしているのか。
それは「同質の人間同士がいくら議論をしても、新しい知恵は出てこない」という事実に尽きます(P.127)。

迷ったときは「難しいほうを選ぶ」
「未来は予測不能だし、手本もない」とは、元日本IBM社長の椎名武雄のさんの言葉です。
ビジネスは、日々決断の繰り返しです。
絶対に正しい答えがあるわけではなく、実行した結果、吉と出るか凶と出るかがわからなくても、「やるしかない」場面も多々あります。
(中略)
ただ、私の場合は、あえて難しい選択肢を選ぶように心がけています。
それは難しい選択肢にこそ、問題を解決する本質が潜んでいるケースが多いからです(P.149)。

『晴れた日に傘を買う人はお金が貯まる』

田中香津奈

読後の感想
保険を中心とした資産運用の本でした。
具体的に商品名まで入っていたのですが、どうなのかなぁ(怪訝な表情

印象的なくだり

隠れ家的なスタンダードチャータード銀行
資産運用に特化した外資系の銀行です。プライベートバンキングとと一般の都市銀行との中間の、新しいスタイルとして「プライオリティバンキング」と呼ばれています。世界的にはトップクラスの銀行ですが、日本への進出は05年からで、店舗は丸の内のみという隠れ家的な銀行です。
2000万円以上の口座残高が利用条件となっている点が最大のネックですが、逆に2000万円以上の資産がある人は”特別な”サービスを受けることが出来るのです(P.149)。

いまは丸の内はなくて、山王にあるみたいですね・・・
それにしても現金で2000万円以上か。かなり遠いなぁ。