『夜と霧』

『夜と霧』
アラン・レネ

感想
重い。重すぎるよ。
わずか30分間なのに、この圧倒的な視覚的影響力。
思わず目を背けたくなるような死体の山と目を見開いたまま苦悶の表情の死体の映像。
当時の記録として残しておいたためか、淡々と撮っているのが逆に恐怖です。
資料映像ですが、もっと多くの方に見てもらいたいと思いました。
写真と映像とが入り混じっており、写真は割とよく見るものが多かったですが、映像は初見のものだらけでした。
V.E.フランクルの著作『夜と霧』とは内容的な関係ありません(「夜と霧」とはヒットラーの特別命令の名前なので)。