誤報―新聞報道の死角

誤報―新聞報道の死角
岩波書店
後藤文康

読後の感想
 いまやほとんどの人は情報の多くを報道機関からのものに頼っている。その報道機関の情報が誤りだったら、と考えたら末恐ろしい。
 この本には、新聞報道の「誤報」と「虚報」について書かれている。あせり、慣れ、勘違い、思い込み、パニックが誤報を生み、功名心が虚報を生む。

 新聞報道は完全な真実ではないということを肝に銘じておかねばならない、信じすぎてはいけないということを再確認できる本でした。