年齢を理由に諦めない

新年なので毎年恒例の「やりたいことリスト100」を作っています。
ところが、頭の中で「●●やりたいな」と思っても、もう遅いかも、と思ってしまうことがあるのです。

年齢を理由に挑戦することをやめようとする時に必ず伊能忠敬のことを思い出します。
江戸時代、初めて日本地図を歩いて測量した伊能忠敬ですが、測量の道に入ったのは50歳の時です。
50歳の時に31歳の師匠に弟子入りをして、初めて測量をしたのが55歳。
そして73歳で亡くなるまでほぼ測量一筋で、全国をくまなく歩き地図を完成させています。

もちろん何かを始めるのに早いに越したことはありません。
そりゃあ、50歳で始めるよりも15歳で始めたほうが、上達も早いし、大成する可能性は高いでしょう。

しかし、だからといって50歳で始めてはいけない理由にはならないはずです。
それに、人生でいえばその日が一番若いはずです。

先ほどの伊能忠敬の例で言うと、ひたむきに測量を続けていく途中から、測量自体が幕府からバックアップされるようになり、協力が得られるようになりました。
一行が測量に向かうと、地元の役人が「事前手配書」と称して、宿泊先を確保したり人足を用意したりとかいがいしく務めていたようです。
(どうやら見返りに地図を求めていたようにしたたかでもあるそうですが)

まぁ、何かを始めるにしても遅すぎることはないし、続けていれば拾う神もあろうかと思います。

どっとはらい