防衛省の癒着の問題の本質

 いつもiPod nanoで何を聞いているかというと、ラジオ番組をpodcastで聞いているわけですが、今回のは是非聞いて欲しいと思ったので、書いてみました。

『小西克哉VS太田述正“守屋問題をおねだり事件として終わらせるな” 』

きょうのニュースさかさメガネは、特別編です。

小西克哉さんと、元・防衛庁審議官の太田述正さんとの対談をお送りしました。
太田さん、と言ってもピンと来ない方が多いかもしれませんが、あの守屋武正前・防衛事務次官の同期入省で、実名入りのあっせん利得議員リストを公表した方です。
そのリストには額賀さんや久間さんなど、今、取りざたされている人たちばかりでなく加藤紘一さんや中谷元さん、玉沢徳一郎さんなど、歴代の防衛庁長官経験者の名前がずらりとならんでいて、大変注目を集めました。
きょうは太田さんが現職時代、身をもって体験された「口利きの実態」を語っていただきました。

 骨子としては、防衛省に具体的な任務が与えられていないのが、そもそもの問題の本質。
 他の省庁と異なるのは、国民生活に密接に係わり合いがないために、問題が生じたとしてもクレームがつかない、という点でした。

ほんの数十分で、とても分かりやすいお話でした。何かをしながらでも聞けますので是非是非オススメです。

リンク先は.mp3で音が出ますのでご注意。
http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/sakasa20071211.mp3