『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
The Post

監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 リズ・ハンナ ジョシュ・シンガー
製作 エイミー・パスカル
スティーヴン・スピルバーグ
クリスティ・マコスコ・クリーガー
出演者
メリル・ストリープ
トム・ハンクス
サラ・ポールソン
ボブ・オデンカーク
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ヤヌス・カミンスキー
編集 マイケル・カーン

鑑賞後の感想
重い内容で面白かった、んですけどね。

あらすじを簡単に書くと、物語の舞台はワシントンポスト。
ワシントンD.C.の地方紙であるが、世界的影響力を与える「高級紙」の部類であり、
新聞の読者もアメリカ合衆国の高学歴層が大半である、という触れ込み。
社主はメリル・ストリープ演じるキャサリン・グラハム。
編集主幹はトム・ハンクス演じるベン・ブラッドリー。
アメリカのジャーナリストにおける政治家との関係性が分からないと登場人物の苦悩がよく分からないですね、正直言って。
社主のキャサリンと親しい友人である元国務長官のマクラマラの関係や、編集主幹のベン・ブラッドリーとJ・F・ケネディと関係など(ベンは大統領の別荘でもあるキャンプ・デービッドにも招かれる間柄だった様子)新聞社側の悩みが正直分からないので掲載するかしないかの段階が長すぎてちょっと間延びしてしました。

とどめのキャサリンのセリフ。
「祖父の会社ではない。夫の会社でもない。私の会社よ。」はメリル・ストリープしか言えない凄みです。