出社しない仕事の仕方を考えてみた

ホワイトカラーの仕事は、パソコンやモバイル、脳も含めて持ち運べるものばかりです。
ノマドと同じようにどこにいても、同じパフォーマンスを出すことは可能なのか考えてみました。
基本的には「仕事が好きな方」向けに書いています。

■出社しない仕事の仕方を考えてみよう■
いわゆるテレワークと呼ばれる仕事の仕方です。
会社には雇用されているため原則としては勤務時間が決まっています。
「雇用」とは、請負や雇用と違って、仕事を完成させることが目的ではなく、一定の労働を提供することが目的です。
そのため、雇う側、つまり使用者側からするとみんなを会社に集めた方が効率よく管理できます
しかし、管理にはコストが伴います。
管理もできてコストも抑えられるなら、企業としてはテレワークでも十分なはずです。

■仕事をする場所が必要な理由■
とはいえ、全員自宅で仕事ができるかというとそういうわけではありません。
学生の時に自宅だとだらけてしまうので図書館に行った、という記憶があるひともいるでしょう。
基本的に自宅は生活をする場であって、仕事をする場所用にしている人はまれです。
テレビやゲーム、ラジオなど誘惑も多いはずです(自宅なので
そうそう、人はそんなに強くないのです。

■仕事をするための場所、つまり仕事場が必要なのだという当然の帰結■
というわけで、会社でもない、自宅でもない、第三の仕事場としてシェアオフィスやコワーキングスペースなどが想像できます。
通常のビルテナントだとフロアごとに借りたりするのですが、単位を小さくして一部屋や机一つからオフィスとして貸し出す方法です。
よくよく考えればトイレや会議室、複合機などは使っている時以外はシェアしても問題はないのです。

■シェアオフィス、コワーキングオフィスの現状と未来■
しかしながら、この手の商売が手放しで安泰だとは決して思えません。
2017年6月に金沢市片町に「マイカフェ金沢店」というシェアオフィスがオープンしました。
1日から借りられる柔軟な運用で、なかなかお洒落だったのこれは、と思っていました。
しかし、翌2018年2月に運営会社である株式会社ファイブフロッグスが破産手続開始決定を受けて破産してしまいました。
どうやら理由は店舗の出店・運営・デザイン・内装工事など店舗プロデュース業務などで固定費がかかりすぎたことのようでした。

■シェアオフィスはビジネスパーソンよりも、起業家向け■
他には、大手だとリージャスグループなどが運営するオフィスもあるのですが
ビジネスパーソンがちょっと使う、には若干割高でした。
リージャスグループのオフィスはブランドイメージの作り方からどちらかというと個人事業主や起業家向けだと感じました。

とはいえ、起業してすぐオフィスを借りるのはそれはそれでハードルが高いので
まずはコストパフォーマンスがいいシェアオフィスでスタートして、安定したら自社で借りる
というのが
いいのかもしれませんね。

どっとはらい。

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