『大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす』

『大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす』
大和書房
大原 照子

読後の感想
サブタイトルは「少ないモノで気持ちよく暮らす」。
物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさに焦点を絞った本です。
質素ではあるけれど、内容は充実したモノだけに囲まれて生活するために、
大量生産大量生産だと、モノが増えすぎて管理コストが増大する生活から抜け出すため方法が多く書かれておりどちらかといえばHow to本に近い内容です。

それと同時にどのような年の取り方をしていけば幸せなんだろうかと
考えさせられる本でもありました。
モノだけを多く残しても、残されたほうが困るんだなぁと。

キーワードは、質素・清潔・手軽。

印象的なくだり
床にモノを置かない
「使ったものは必ず元に戻す」-これが収納の鉄則です。モノに住所をつけ、元に戻すことを徹底していれば、床に出しっぱなし状態はなくなるはずです(P.078)。

デザイナーを決めておくと、持っている服に統一感が出ます。何より組み合わせやすい(P.092)。