イワン・トレチャコフ

タイトルは、ロシア出身の男性フィギュアスケート選手(タイトルと本文は関係ありません)。

妻子が疎開して既に五日ほど経過していますが、僕は割と元気です。
ちなみに今日は、洗濯して掃除して、クリーニング取ってきて、買い物して
料理したらもう寝る時間です。主婦ってこれに育児が追加されてるんだよね…すごいね。

というわけで、細君の評価がギュンギュン上がってます(不在時に

疎開の話を書いてから何人かの人に
「君なら絶対に妻子を疎開させると思った」と確信を持って言われました。

そんな風に見えますか?(まぁ、見えるんでしょうけど…

ちなみに疎開を決めたのはいろんな理由があります。
・とりあえずは家が揺れると(細君が)不安。
・娘が(多分)精神的ストレスを感じ始めている
 →地震関連の映像がテレビで流れると放送大学やTokyo MXなどの
 地震と関係の無いテレビ番組にチャンネルを切り替えようとします。
・僕にはまだ帰れる場所があるんだ(by アムロ・レイ)
・幸か不幸か、細君は正社員を辞することになったので時間がある。
・飛行機のチケットは、約2万円(三歳未満は膝の上)。
仮に地震が起こって不幸があったときは計り知れないダメージがあります。
例えば交通事故のライプニッツ係数を使って計算したとしても
【計算式】
 3500000×(1-0.3)×16.193= 39,672,850円
【計算式】
 4400000×(1-0.3)×(19.201-11.274)= 24,415,160円
まぁ、縁起でもないので具体的には避けますが、
およそ64,088,010円となる訳です。
これと航空券を比べるならば、地震が起こって何かあるとしても
確率が0.031%より高い場合は、(合理的な人間は)航空券を買って危難を避ける
ということになるわけです。
もちろん僕は合理的な人間ではなかったので、たとえ割高でも疎開しているとは思いますが…
(別に期待しているわけではないので、敢えて「期待値」という言葉は使いません)

・これはあんまり報道はされていないので、あくまでも想像ですが…。
被災地での検視の状況を思うと本当に胸が痛いです。
お気の毒ながら亡くなられた方の身元を確認する作業がいわゆる検視です。
亡くなられた時に、常に身分証を身につけておられるわけもなく
場合によっては、身体的特徴や遺品から身元を特定する必要があります。
一般的に身元不明の場合は、歯の治療後や指紋などで本人特定をすることが
多いそうですが、今回は歯科医院のカルテや遺品も一緒に流されていたり、
身元を照合する遺族も一緒に巻き込まれているなど、身元の確認が本当に大変であると話を聞きました。

また、乳児は歯の治療痕などもなく、状況でしか判断ができず特に難しいそうです。

今回は大部分が津波による溺死が死因という報道もあり
特に水を含むと損傷の進行が激しくなり、そのことを思うと本当に胸が苦しくなります。

検視については、御巣鷹山日航機墜落事故の検視を担当した本が詳しいです。

色々と書き連ねましたが、向こうは向こうで楽しくやっているので
まぁいいか、と。