2008年08月総括

2008年08月総括

01.結果
毎日何かをしていたけど、具体的には何も残っていない。
失敗も多く、ついてないなぁと思うこともしばしば。

体重計測
2008/08/26
体重 54.7kg(前月比-0.5kg)
体脂肪率 18.2%(前月比+3.9%)
基礎代謝 1374(前月比-20ポイント)
骨格筋率 34.1%(前月比-1.2%)

本のおすすめレビュー11本。
内訳、文庫本5(前月比+5)、新書2(前月比-3)、単行本4(前月比-2)。
一冊選ぶとするなら『すべては一杯のコーヒーから』松田公太
感想はこちら

02.反省

総論
「多くのことをはじめる」という挑戦をしたが、きちんと戦略として練りきれていなかったため、どれもこれも結果を残せないままに終わってしまった。もちろん反省点としては活きているのだが、それにしても気づくまで時間が掛かりすぎた。

健康
動いてません、運動してません。

本のお話
割とバランスを考えて読むように心がけました。先月の反省である「本を読むために本を読んでいる」状態を脱却したいと考えたからです。
ただ、読みたいから読むというのでは、闇雲に徒手空拳で戦っているようなもので、一冊一冊は楽しいのですが、全体として空虚なものになると感じました。
やはり、テーマ(というほど立派なものではありませんが…)を決めたほうが身になります。一ヶ月の半分(せめて三分の一)くらいは主題に沿った本を読みたいものです。

『「はなまるうどん」激安商売術』

『「はなまるうどん」激安商売術』
講談社
前田英仁

読後の感想
閃いたことを実践し、検証して、修正する。そして常に顧客の視点で考えるということが肝なのかと思いました。内容自体は他の経営者の書いていることと大差はないと感じました。
ただ、うどんを選んだ着眼点はすごい。
外食産業ってのは、時代の流れも味方につけないといけないんだなぁとしみじみ。

印象的なくだり
香川県民にとってうまいうどんとは、わかりやすく言うと「臼歯で噛んでも噛み切れないが、犬歯でかむと噛み切れる。かといって、硬いというのではないうどん」ということになる。
讃岐の方はうどんをあまりかまず、「うどんを飲む」と表現するが、本当においしいうどんというのは、2~3回咀嚼すると、のどに飛び込んでくるのである(P036)。

そばとうどんでは、だしの吸着力が全く違う。そばに比べてうどんは、かなりのつゆを吸う。
だからうどんは薄味の、風味豊かなだしのほうがマッチする。逆にそばは少々濃いめのだしでないとおいしくない(P058)。

多店舗化する場合には、さまざまな意識や価値観の人が現れる。味や食感をとってみても、甘いのが好きだとか、硬いのが好きだとかまちまちだし、「丁寧」という言葉も、それだけでは、私は丁寧と思うけれども、他人からみるとぞんざいということが生じる。
それゆえ価値観の統一は徹底して進めていかないと、店はたちまちバラバラになる。
そこで、抽象的な言葉は極力排除し、うどんのゆで時間はこう、だしの比率はこう、丁寧とはこういうことである、と具体的な言葉や数字で標準をひとつずつ決めていった(P140)。