『女は男のそれをなぜセクハラと呼ぶか』

『女は男のそれをなぜセクハラと呼ぶか』
角川書店
山田秀雄

読後の感想
結論としてよくわかりません。たくさんのケースを挙げての結論としては、人によって異なるということでしょうか。

印象的なくだり
(前略)、ビートたけしが「名言」を吐いている。
「そうなんだよ。おいらが自分の映画に出ている女優やタレントと、慰労でもしてやろうかと食事をしてお酒を呑んでいるうちに、いい雰囲気になるってことはあるんだよ。でも、あとで、たけしが絶対的な力を持っていたので、彼の言葉に逆らえませんでした、と言われたら、そりゃあ、もう弁明はできないよね」(P017)。

一人の人間が社会的に成功できるかどうかは、相手の気持ちを正確に「読める」ことが重要なポイントである(P084)。

セクハラや強姦といった男女のあいだで起こる事件では、実体がまったくないということはほとんどないと思う。つまり、なんらかの関係があったものが、それを「合意」があったかどうかという点で争われることになる。
ただ、一度事件性を帯びてしまうと、実体があったか、なかったかを荒そう前に、社会的な制裁を受ける結果、地位が高い者の犠牲は大きくなる(P108)。

いきなりの内容証明。セクハラで訴えられたことのショック。ここでほとんどの人は、プライドを傷つけられ、憤慨し、封書を最初から来なかったもののように扱ってしまう。すなわち無視してしまう。
「乞う、連絡」の四文字を無視さえすれば、相手も起こったことを忘れてしまうとでもいうように、人間の心理としてわからないではない。自分に不都合なことはできれば忘れてしまいたい。起こらなかったことにしてしまいたい。相手がことを大げさに取ってしまったことを憤慨することで、プライドを保とうとする(P155)。

おかしのまちおか

タイトルは、お菓子専門店の店舗名(タイトルと本文は関係ありません)。

最近文字を書くことは増えたけど、テキスト化することが極端に減った傾向にある。思ったことをすべて手帳に箇条書きしていったら、実はそんなに重要なことって多くないんだなぁと気づいてしまったからだ(でも書く)。
多くのことを記録し、記憶する。たとえ重要なことが一割に満たなくても、分母が多ければそれだけいいことが多くなるはずである。そう信じる。

先週は明らかに風邪を引いてました。頭がグワングワンするし、鼻水は止まらない、そんな症状。木曜日だけさっさと帰って薬飲んでポカリ飲んで21時30分に布団に入って、無理やり治しました。風邪引く要素あんまりないはずなんだけどねぇ。

ずっと欲しかった手帳のインデックス購入。でも使い勝手がいまいちです。

先週読んだ本がすべからく駄本なので凹む。時間もそんなにないし心もそんなに広くないので、とっても悲しいです。いや、いい本に会おうと思ったら評価の固まっている名作を読めばいいのですが、なんというか博打っぽく「タイトルに惹かれて読んでみたらとてもいい本」というその感動を再び味わいたいのです。できれば。ただ、そのための犠牲が大きすぎてちょっぴり困っているのです。

ライフハック

最近読んだ本や記事、ブログなどのライフハックを少しずつ実践に移しています。まだ始めたばかりなのであんまり効果が実感できてないけど、トータルでは大きな差になるはず…と信じてます。

まずは、入力から、ということで、良く使う文章などを単語(用語)登録してみました。「げよ」と打つと「月曜日」と変換されるみたいに。

激的な違いが出ないところが、なんか好き(性格的に