海外で銭湯に入ってみたりして(テルマエ・ロマエ風)

つつましい我が家の休日のたまの楽しみに、銭湯があります。
銭湯と言っても、いわゆる大規模なスーパー銭湯ではなく、いわゆるチェーン系「極楽湯」です。

(良く考えたら、家族でいっても、基本男は一人なので、個別行動ですが)

その極楽湯は、実は海外進出しているらしいのです。
確かにウェブサイトを見ると、「海外」の文字が。
しかも上海の店舗は直営店のようで、日本語のサイトもあったり(誰向けなのだ・・・)

180425極楽湯上海.JPG

そもそも銭湯という概念自体をパッケージ化して売っているのか
はたまた大規模浴場という形だけで、中身は全然違うのか。
まったく予想もつかず、これは旅行者としてはかなりワクワクしますね。

僕の海外銭湯知識は「テルマエ・ロマエ」を斜め読みした程度なので
虚実入り混じっているかと思いますが、海外で銭湯って割と受け入れやすいのかなと思います。
というわけで、上海の極楽湯行ってみたい。

なお、価格はサイトでは大人一人138元とあり、
スタバのトールラテ27元、マックのビックマック(単品)17元からすると
相当お高めであることは否めない。

日本で言うと海外スパみたいなもんなのだろうか。

『「週末社長」のススメ』

「週末社長」のススメ
高樹公一

読後の感想
40歳になったので「40代」というキーワードでひっかかった本です。
自己実現をするための本かと思いきや、割と本気の社長業の本でびっくりしました。
要約すると、従業員を雇って本業とは別の起業をするということ。
本業に差しさわりがないように、とキチンとくぎを刺すところは好感が持てました。
とくに、副業で本業年収の3倍を目指すあたりが結構背伸びした感じで素敵です。
微妙にフランチャイズに誘導するあたりはご愛敬。

印象的なくだり

私が考える週末社長業の目標とは、「自分の城をつくること」だと、お目にかかる機会のある方々には常々お伝えしています。
自分の城とは、言葉を変えて言うと「キャッシュフローを生み出してくれる資産」のことです(P.037)。

いわゆる「不労所得」を絶妙な言い換えです。

外部協力者とは信頼のきずなをつくる
もうひとつ忘れてはならないことがあります。
それは、信頼関係を築くためにも、自分が週末社長であることを外部協力者に正しく伝えておくことです。
たとえば、奥さんが代表であっても、自分が最終的な意思決定者であるということを、最初に伝えておきます。
なぜかといえば、外部協力者は、親族の次に週末社長に近い協力者だからです(P.065)。

事業計画者をつくる
週末社長業の第2のステップは「事業計画書をつくる」ことです。
事業計画書には、大きく分けて2つの意味があります。
ひとつは自分の事業の概要を取引先や内部協力者など他人に知ってもらうため。
もうひとつは、銀行からお金を借りるためです。
つまり、「他力」を活用するためにはなくてはならないものなのです。
ポイント1 企業理念、起業目的、自己身上書(履歴書)
ポイント2 事業概要、商品・サービス概要
ポイント3 資金調達リスト(貸借対照表)
ポイント4 利益計画書(損益計算書)(P.065)。

確定申告で副業を会社にバレないようにするには?
会社にバレないようにするためには、「確定申告書A」を活用します。
確定申告書の第二表にある「住民税に関する事項」の「給与所得以外の住民税の徴収方法を選択」という項目の「自分で納付(普通徴収)」にチェックするのです。
これで、事業所得分に関しては、住民税の税額が自宅に通知されることになります(P.171)。

手荷物の重さを測ってみました

6月にLCCで上海に行こうと思っています。LCCはローコストキャリア、つまり格安航空会社ですね。通常の航空会社と違って、コストダウンのため、食事や預け入れ荷物などが制限されています。

本格LCCは初なのできちんとサイトを見てみると、やはり一般の航空会社と違って、色々な制限がありますね。その中でも手荷物の重量制限が5kgということに驚きました。

考えてみればそもそも普段自分の手荷物が、どのくらいの重さなのか測る習慣がなかったので、ちょっと興味を持って測ってみました。

重さのチェックはラゲッジスツールで計測します。旅行に持参できるように割と小さめのものが多いですね。測り方は簡単で、電源を入れて鞄を吊るすだけです。

結果は6.55kg。パソコン込みの重量なのでこれだと機内に持ち込めないですね。
余り考えたことがありませんでしたが、毎日この荷物を持ちあるいていると思うと、結構体に負担がかかっていますね、知らなかったです。

というわけで、日々の暮らしの中で、荷物を少しずつ減らしていき、毎日の荷物がパソコン込みで5キロ以下になるように減らしていきたいと思っています、できるかな。

『最強のふたり』

最強のふたり(原題: Intouchables)
監督
エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ

フランス映画。実話ベースのお話。2013年日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作。

鑑賞後の感想
登場人物は大きく分けて二人。
パリに住む大金持ちのフィリップ(フランソワ・クリュゼ François Cluzet)。かつてパラグライダーの事故に遭い、首からつま先まで感覚がない車いす乗り。奥さんもその事故でなくしてしまい、二重の苦しみを味わる孤独な大富豪。
そして、そのフィリップを介護をするのは経験ゼロのドリス(オマール・シー Omar Sy)、しかも宝石強盗の前科持ち。
元々いろんな人から距離を置かれていて気難しいフィリップが、一時の気の迷いからドリスを介護係に採用するところから、話が進みます。

オープニングの車を飛ばすシーン、BGMはEarth Wind & FireのSeptember。警察に囲まれる、フィリップが嘘発作、警察は見逃し、警察の対応について賭けごとする二人、仲よさそう。この二人のイチャイチャ感が最高です。

時間軸は逆に戻り、二人の出会いであるフィリップの介護者面接シーン
元々失業手当をもらうためだけに面接を受けにきたドリスは面接の順番を待ち切れず面接に乱入、対してフィリップはドリスを気に入りみんなの反対をしり目に採用。
実はフィリップは気難しくて今までの人はみんな一週間程度で辞めていたので、似たような応募者にうんざりしてたんですね。
で、採用されたドリスは泊りでの仕事になり、場面は夜へ。
フィリップには動かはないはずの身体から痛みを感じる発作、いわゆるファントムペインが(幻想痛)があることを知るドリス。
ここら辺からすべてのエピソードがどんどん仲良くなるドリスとフィリップ、友人たちは辞めとけと忠告するもそれがなお一層、天邪鬼のフィリップには気に食わない。

というか、フィリップがドリスを気に入っている一番の理由、「ドリスは、フィリップに対して障害者だからという対応をしていない」ことなのです、たぶん。
他の介護者がやってきたことを一つも守らず、雇い主にも平気で歯向かうし、タバコ吸わせたり、自動車いすを改造させて、セグウェイを追い抜いたり。

二人の関係がきっちり対等になりつつあるところに、一石を投じたのがフィリップと文通しているエレオノールの存在。
障害を隠したいフィリップはずっと文通だけをしているが、ドリスはそれが気に食わない。勝手に会う約束を取り付けてしまい、しかも写真の交換まで約束してしまう。
それにもかかわらず、勇気の出ないフィリップ、ドリスが選んだ「障害者であることを隠していない写真」を勝手に、障害者になる前の写真に変えて送ってします。
どうやら相当隠したい事実のようでコンプレックスなのだなぁという演出です。

主役の二人以外もいい人が多くてほほが緩みます。
ドリスがちょっかいかけている美人秘書のマガリーは、最後になぜドリスに興味がなかったかが明かされます。
ドリスの先輩介護補助イヴォンヌはドリスのおかげで人生か少し楽しく変わります。

個人的に一番好きなのが、フィリップのサプライズ誕生日パーティー、フィリップはドリスが気に入るようなクラッシックを色々試してみるがダメ、むしろドリスが持ってきたEarth Wind & Fireでみんな踊りだしてしまう、使用人も楽しそうで、それを見ていたフィリップも笑顔。なんて素敵な物語。