Number第一話
オープニングのアルファベットと数字が交錯しながら登場する映像が、何とも近未来的でしびれます。
攻殻機動隊やマトリックス好きなら、オープニングだけでも是非。
話はどうやらFBI所属の兄の事件を、数学者である弟が数学で(理論で)解決するというもの(らしい)。
第一話は、連続レイプ犯が被害者に焼印を押していくという猟奇的事件のお話。
弟は最初、次に事件が発生する場所を探そうとしていたのですが、スプリンクラーから落ちた水滴を見て
逆に、水滴の落下地点は予測できないが、スプリンクラーの場所はある程度予測できる、という理屈で、
犯人の家を突きとめよう、と考えつきます。
ところでいつの間にか勝手にFBIに出入りしてるけど、いいのか?(守秘義務的な何か)
で、結局理論通りに捜査してもうまく犯人を見付けられず、捜査から外される兄。
弟は師匠に相談したら「人間の心理なんて、厳密には分からない」と言われる始末。
ターニングポイントは、「犯人の犯罪以外の部分も見ろ」という父親の言葉。
言われてみれば当たり前ですが、犯人にも犯罪以外の生活が有る、ということで、家という一点を起点にするのではなく、家と職場という二点を基点にしたら無事に場所がかなりの精度で特定できた、というもの。
数学的な知識はなくても(おそらく分かりやすく噛み砕いてはいるので)楽しめるタイプのドラマです。
ワーカーホリックの兄と、数学バカの弟というずっこけぶりが、見ていて安心でき、この手のドラマにありがちな憎しみとか嫉妬とかが余り出てこないような気がします(まだ一話しか見てないけど
というわけで、これは続けてみたい作品ですね。
ちなみに、弟の師匠(的役割)の物理学者は24で大統領補佐官役のピーター・マクニコルですよ。
どっかで見たこと有ると思った…
どっとはらい。