登記事項証明書等の交付手数料が改定されました(リンク先は法務省民事局のpdf)。
俗に「とうほん」と呼ばれている、不動産の登記事項証明書。
今まで法務局で書面請求した場合は、700円かかっていましたが、4月から600円になったようです。
合わせてインターネットを利用した「登記情報提供サービス」も397円から337円に値下げ。
この手の手数料が値下げになる背景はよく分かりませんが、利用者としては単純に嬉しいですね。
まぁ、一般の人からすると登記事項証明書なんか取得するのは、不動産屋か司法書士ぐらいなもんなので関係ないとも思えるかもしれませんが、その分一般の人への手数料や報酬に上乗せさせていることを考えるとみんな喜んでいいのではないかと。
ところで、確か以前はもっと高かったよなとふと思い調べてみました。
1977年(昭和52年) 300円
1979年(昭和54年) 350円
1985年(昭和60年) 400円
1990年(平成2年) 500円
1991年(平成3年) 600円
1993年(平成5年) 800円
1998年(平成10年) 1000円
2011年(平成23年) 700円
そうか、高かったと思っていたのは、「高い時代しか知らなかった」の間違いでした(笑
それにしてもバブル時期の値上げ幅は尋常ではないですね。
ちなみに平成23年度からは、特別会計に関する法律(平成19年3月31日法律第23号・施行は平成23年4月1日)の成立により、今まで「登記印紙」だったものが「収入印紙」で納付するようになりました。
おしまい。