伊集院 光
宝島社
読後の感想
感想というよりも、僕の伊集院さんへの愛を語る文章になってしまいそうで怖い、なんて思いつつ。
思えばニッポン放送がちゃんと入らない地方で、雑音の中、かすかに聞こえる「Oh!デカナイト」を聞き出した頃から、僕の人生の基本姿勢が形成されてきているような気がします。
その後、電気GROOVE、浅草キッド、(あと大槻ケンヂとか)と、後世に「バカばっかりのニッポン放送」の時代を満喫してきました。
そして、東京に出てきてから聞き始めた「深夜の馬鹿力」。
当時はこんなに長寿番組になるとは思っていなかったなぁ。
と、予想通り話題がそれてるけど、本のお話。
一つ確信したのは、僕は敬愛する人物の話ならいつまででも聞いていたい、読んでいたいと思うタイプであるということ。
読み進めている時間は本当に幸福でした。
その中でもきっと誰しもが思った新規収録のお話。
五代目三遊亭圓楽師匠が亡くなってのお話はホロリときました。
偶然にもこれを読んでいたときに、自称5代目立川談志師匠も亡くなり、
伊集院さんは今もこんな気持ちなんだろうかと胸を馳せました、とさ。
ほらね、好きすぎてまともな感想になってません、なのでおしまい。