不思議の国ニッポン 中流国家ニッポン

不思議の国ニッポン〈Vol.13〉中流国家ニッポン
角川書店
ポール ボネ

読後の印象
 在日フランス人の筆者との触れ込みだが、実は日本人の書いた作品で、偏った日本人観が時折垣間見れる作品です。特にペンクラブや一部メディアに対する反対については若干感情的かなと思われるくだりもままありました。同属嫌悪かと。
 かなり保守的な考え方が強く現れています。

 しかし、書いてあること自体は、昔の作品にしては先見の明アリと思わせるところも多いです。特に自由競争についての考え方はなかなかのものです。

印象的なくだり
 少数派が多数派に対して”反対”を唱えるならば、単に多数派の横暴を訴えるだけではなく、多数派の論理を論破するだけの根拠を持たねばならない。
 また”反対”の声を挙げることによって、その声が何等かの影響を及ぼさなければ意味がない(P193)。

捨てられない

古い写真やネガフィルム
卒業アルバムや卒業文集
古い年賀状や手紙類
着なくなった服
ブランド名の入った紙袋
最近使わないかばん類
好きな漫画
古い手帳や日記
人形やぬいぐるみ
亡くなった親族の思い出の品

 そろそろ実家の大掃除をしなくてはならないのだが、捨てられないモノが多すぎて困る。子供のときの思い出とか、あれやこれや。

 もう何十年も見てないモノなんか、もはや存在していないのと同じなのになぁ。もしかしたら、見たくなるかも、と思うとやはり捨てられない。

 スキャンして保存?ってのも手間がかかるし、困ったなぁ(と進まない)。

ジーナシックス

 最近見た『ヘアスプレー』という映画が人種差別をテーマとしており、思ったこととか考えたこと。

 人種差別で最近話題になったのがジーナシックスの話。
詳しくまとまっている記事があったので引用します。

 発端となる事件は昨年8月、白人が85%を占める市内のジーナ高校で起きた。校庭に「白人の木」と呼ばれる1本の木があり、その下には白人しか座れないとされていた。が、ある黒人生徒が校長に座る許可を求めたところ、校長は「どこにでも座ることができる」と答えたため、この生徒はその場所に座ってみた。翌日、この木に「首つり縄」がつるされているのが見つかった。明らかに、かつての白人による黒人リンチを連想させるものだった。

 それが白人生徒3人の仕業と判明、校長は3人を退学処分にしようとしたのに対し、教育委員会が単なる「悪ふざけ」として3日間の停学で済ませてしまい、潜在していた人種間の緊張を一気に表面化させた。

 対立は12月、黒人、白人両生徒間の暴力事件に発展して、黒人生徒6人が殺人未遂の罪などで訴追され、この6人は「ジーナ6」と呼ばれるようになった。

 今年9月20日には、黒人運動指導者のジェシー・ジャクソン師、アル・シャープトン師らが先頭に立ち現地で大規模な抗議デモが行われるに至って、事件は完全に“全国区”になった。

 こうした中で、集中砲火を浴びるのがリード・ウォルターズ地方検事。白人に甘い一方、黒人生徒を極端に重い罪で訴追したとの批判である。検事はしかし、デモ後、「大きな混乱なく終わったのは神のおかげ」と反省のそぶりはない。

引用元
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071003/amr0710030816001-n1.htm

 映画の舞台は60年代、ちょうど公民権運動が盛んになったころで、舞台は北部のボルチモア。南部に比べて差別は緩やかだったんだろうなぁと推測する。
 一般論として、アメリカ南部のほうが人種差別が激しい。特にジーナシックスの現場のルイジアナは、服部剛丈さんが射殺された場所でもある(ここでは省きますが、彼は44マグナムで撃たれており、人に使う銃にしては強力すぎる武器です)。

 最近KKKやネオナチの格好をしている写真を見たりして少し怖いな、と思う。思想はファッションからなのか、若年層にはとっつきやすいんだろうなぁ。

 それにしても地名+人数って好きだね、アメリカ。リトルロックナインとかシカゴセブンとか。

 

帰省経過

 年越しする前に、ちょこちょこ雑務を残していたことに、帰る日になって気づくという体たらく。

 やるべきこと自体はリスト化して、携帯電話に入れて持ち歩くようにしているんだけど、それでもついつい忘れてしまうのは、どうしてなんだろうなぁ。システム的に問題あり?
 見る癖をつける以外に解決策はないのか、検討。

 朝少し早く家を出てレンタルビデオを返却。『マリア様がみてる』の新刊を買おうと思ったけど流石に十時前だと書店も閉まっていたので購入できず。
 金沢でも乗り換え時間がほとんどなくて結局まだ入手していません。

 家に帰ってきてから新聞屋さんに電話して新聞を止めてもらうように手配…って、なんか忘れてないよね?不安だ。

ヘアスプレー

 一人で映画でも観に行こうか、自宅で迷っていたらYさんより架電。映画観に行くなら、よければご一緒に、とのこと。

 随分と暇なのね大変お忙しい合間を縫って本当にありがとうございます。

 40分ばかりお茶と軽食。
 この前のイベントのマニュアルのお話。
 マニュアルのターゲットを誰に絞るかという問題と、何を目的として作るかという問題の両方を解決するには、複数のマニュアルが必要となってしまう。
 全体を見た渡せるものと、機能別に特化したもの。
 全体を詳しく作ったものをベースに、取捨選択していけばいいのかなぁ?

 『ヘアスプレー』Yさんには何気に好評でした。良かった良かった。
とにかく飽きさせない映画です。映画館もかなり空いているのでのんびり楽しめるかと思います。自分は二回目でしたので、細部までゆっくり見ることが出来ました。

http://hairspray.gyao.jp/
注意、音が出ます。

 言われて初めて気づきましたが、スニーカーがコンバースなのですね、流石Yさん。普通はそんなところまで目が届きませんね。

 映画後、近くのマクドナルドで、感想会&雑談。
 映画の主題の話。
 大きなテーマに人種差別問題、小さなテーマとして肥満の差別の問題があるのだが、二つにするとぶれるのでは、ということ。

 Rのお話。
参考リンク
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/
 統計のための言語。データと結果との間の因果関係がコントロールしやすい(ブラックボックス化)のが、ちょっと怖いね。演算者に都合のいい結果が導きだされることも念頭においておかないと。

 『その数字が戦略を決める』を読みたい本リストへ追加。