朝の知的生活術
講談社
現代情報工学研究会
読後の感想
多くの事例を紹介しているのですが、伝聞が多く、あまり説得的ではありませんでした。
早起きの効用という結果ではなく、方法・手段についての記述があればもっとよかったのになぁと思いました。
文章は分かりやすく読みやすいです。
何で早起きがいいのか?と思っている人には有用だと思いました。
研究会名義になっていますが実際の執筆は、松本薫さんお一人でされているみたいです(取材は他の人も加わっているようですが)。
印象的なくだり
豪華な朝食は、家族のきずなを深める要は、お互いが一緒にいて楽しい時間をつくればいいんです。
その点、朝食をおいしくすることは、かなりの効果があるはずです(P149)。
どんなに無理をしたところで、自分に与えられた時間が増えるわけではない。
減るわけでもない。
だとしたら、その与えられた時間内での自分の人生の過ごし方を、客観的に見直してみることがスタートだ(P222)。
過去に読んだ類似の本と感想
『早起きは自分を賢くする』船井幸雄 感想はこちら
『「朝がつらい」がなくなる本』梶村尚史 感想はこちら
『朝からシャキッと仕事ができる!2倍熟睡法』井上昌次郎 感想はこちら