消えた・・・

年に一回くらいあるよね。書いた記事が保存前に消えるなんてこと…

仕事とか家庭とかそういったものがなかったら、明日夏フェス行ってしまうのになぁ(とかいいながら、涼しいところの夏フェスに行くあたりがワタクシ

http://rsr.wess.co.jp/2010/

娘に自我(の一部)が芽生えた日

たまたま妻が熱を出して寝ていたので、娘の面倒を一日中見ていました。
普段ならテレビのある部屋で遊ばせておくのですが、その部屋には病床の妻(大げさ)が臥せっていたので、代わりにほぼ荷物置き場になっている部屋に行きベビーベットの上でおもちゃを並べて遊ばせておきました。

で、自分はベッドの横でパソコンを開いて、スキャンしたりネットをしていました。

しばらくしてなにやら娘の様子が静かなので、チラッと見てみると、なんと娘は鏡に向かって左手を上げたり、下げたり、ひざを曲げたり、伸ばしたりとキャッキャ、キャッキャと一人遊びをしているではありませんか!?

おおっ、これが知性というやつか。

急いで妻を呼んで「これが知性だ。これが自我の芽生えである(エッヘン)」と説明したのですが、あんまり感動はなく「あっそ」と去っていってしまいました。

こうやって娘は成長していくんだろうなぁ、これから楽しいことばっかりじゃないんだろうなぁと、耽っていたら夜になってしまいましたとさ、めでたしめでたし。

で、肝心の自我の話なのですが、ジャック・ラカンがそういってたと何かで読んだはずなのですが、思い出せなかったので、検索してみました。
正確な出典は不明ですが、内田樹『寝ながら学べる構造主義』にありました。

鏡像段階とは人間の幼児が、生後六ヶ月くらいになると、鏡に映った自分の像に興味を抱くようになり、やがて強烈な喜悦を経験する現象を指します。人間以外の動物は、最初は鏡を不思議がって、覗き込んだり、ぐるぐる周囲を回ったりしますが、そのうちに鏡像には実体がないことが分かると、鏡に対する関心はふいに終わってしまいます。ところが、人間の子どもの場合は、違います。子どもは鏡の中の自分と像に映り込んでいる自分の周囲のものとの関係を飽きずに「遊び」として体験します。この強い喜悦の感情は幼児がこのときに何かを発見したことを示しています。何を発見したのでしょう。
子どもは「私」を手に入れたのです(P169)。

そんなわけで
娘が生まれて282日目の感動でした。おしまい。
ちなみに妻の熱は無事に下がりました。

自炊生活のすすめ(その2)

2.必要なもの
当たり前ですが、本。できれば、未読本ではなく既読本がよいと思います。いわゆる積ん読をスキャンして持ち歩いて読もうと思っている方も多いとは思いますが、データでの読書は経験則的にいうと、初見ではきついです(但し雑誌を除く)。特に、自分にとってちょっと内容が難しいようは本は、やはり紙のほうに優位性を感じます。なので、自炊の目的は「読まない本を読む」ことではなく「単なる保管の便宜」としたほうがよいと思います。

スキャナ。実家にあった物を含めて今までスキャナは3台、勤務先にある物を含めて5台くらい触れてきました。加えて店頭でディスプレイされている物を含めると割とよく見てきている方だと思いますが、スキャナについては富士通のscansnap以外にありえないと断言できます。できれば1500。後述しますが、結局自炊を阻害する物は何かというと手間、つまり面倒くささなのです。スキャンのスピードや手間を考えるといちいち紙をセットし直したり、裏返したりとしなくてよいscansnap1500はまさにうってつけです。50枚までセットできるので。ぐーたらなわたくしにはちょうどいい量です。

断裁機。この辺は好みの問題だと思いますが、一般的にはあった方がいいのだろうと思います。ちなみに我が家にはありません。幸いにして、勤務先の近くにキンコーズ的なオフィスがあり、105円で断裁してくれるのでちょくちょく利用していますが、全ての人がその環境にあるとは思えませんので、念のため挙げました。ちなみに最近、本そのものを郵送で送るとデータ化してくれるサービスがあるらしいのですが、著作権法的に今後どうなるかはわからないと避けたほうがいいと思います(個人的には、私的複製として認定できるの範囲を超えているとは思いますが。特に業者さんがデータを複製してどっかに流しちゃう・・・なんてことが起こったりなんかしてね)。

キンコーズ
http://www.kinkos.co.jp/

MBE
http://www.mbe.co.jp/

自炊生活のすすめ(その1)

★自炊生活のすすめ

といっても、食生活の話ではなく、本やら書類等の紙のお話。元々のデジタルデータ(pdf)とかではなく、自らスキャンしてデジタル化することを自炊(じすい)というらしいんです、なぜでしょう(謎?
それはさておき、先月より私めもめでたく自炊生活を始めました。自炊生活を初めてまだ一ヶ月程度ですが、気になったことや注意点、これから始めようかなと思っている方にいくつか得るものがあれば、と思って書き始めています。

1.どんな人が向いているか
まずはどんな人が自炊に向いているかというと、本や書類を置く場所に困っているか、もしくはどこになにがあるかをいつも探してしまう方が向いていると思います。物を探す、という時間は何も生み出さない全くの無駄な時間です。仮に一日5分だとしても、週に35分、月に2時間半(150分)、年では1日ちょっと(30時間ちょい)が、物を探すだけに費やされてしまいます。自分で書いていてぞっとします。
で、本題の自炊ですが、OCRをかけてテキスト検索ができるようにしていれば、検索するだけで必要なものが見つかります。これで本や書類を探す時間が相当時間が短縮されるはずです。但し、これを行うには後述のようなコツが必要かなと思います。とにかく自分も含めてよく「どこに書いてあったかなぁ」と探す人はおすすめです。
あと、場所がない人にもおすすめです。そもそも住宅事情に余裕がないため、(相対的に)狭いところに物を置いてさらに狭くしているわけです。スキャンをしようか検討するくらいなので、相当数を持っている人が多いともいますが、本に取られるスペースを計算して面積に月にどれだけ賃料を負担しているか、と計算したら、やはりその分の本を処分した方が合理的だという結論になると思います(というか、なりました)。何より今ある本を捨てないと新しい本が買えないのではないか、ということも一つの理由です。
まぁ、乱暴にまとめると、(a)本などの文章や内容などを探す時間がもったいない人、(b)大量に本を持ってる人は是非検討した方がいいと思います。
それから、本を愛していて切断するなんてとんでもない、と考えていらっしゃる方もおられるかと思いますが、私自身は「本にとっては読まれないほうが不幸だ」と思ってますので、ひっそりと保管されるよりも、データとして身近なところにあったほうがいいかなぁと思います(この辺は異論があるところだとは思いますが)。

ちっちゃなころから悪ガキで 15で不良と呼ばれていない話

自分についての語りの話で恐縮ですが、最近尊敬するとある人に叱られました

blogを更新しろ!

曰く、折角有限なる時間を割いて見に来ていただいているのに申し訳ないだろ?
曰く、パーソナルブランディングとかほざいている割には、検索でひっかかるのは「成長も、更新も止まったままの、放置された貴君」。
曰く、量が必ず質の向上を牽引してくるが、まだまだ量が足りない、よって質も大したことない。
曰く、甘えである。他者に対して、そして自分に対して。

もう僕の心にギュンギュンきたので、反省しなおして、再起動です。ここで変わらないと見捨てられます(自分で自分を見捨てるという意味も含めて)。これだけ更新できないのであれば、閉鎖とかアウトソーシングも考えないといけない。

投稿予約とか、ネタの書きためとか、ちょっと邪道だと思っていたけど、それもこれも「訪れてきてくれた人をもてなすため」と思えば、なんだか高邁な精神の表れにも思えてくるから不思議(気のせいです)